今週は、メールの使い方について考えます
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 好印象を与えるメール術(3)
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                    メールで好印象を与えるには?

 地元テレビ局の情報番組で「好印象を与えるメール術」というテーマで
 取材を受けた際、局から受けた質問への回答に加筆して
 当メルマガで採録します。
 
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 質問 3)メールのNGワードとは?
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 一例ですが「いやです」「だめです」「できません」。

 こうした拒否する言葉を最初に書いてしまうと、
 相手はとりつく島がありません。

 断るときは「申しわけありませんが」「あいにく」など、
 緩衝材になる言葉を添え、

 「できかねます」「難しいです」と丁寧な表現で断ることを
 おすすめします。

 同じ言葉でもメールの文章はきつく、冷たく感じられるので、
 言葉遣いは丁寧に、相手を不快にさせない気遣いをすることが必要です。

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 質問 4)好印象を与えるコツ
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 「すみません」より「ありがとう」。

 「ありがとうございます」から始まるメールは、
 肯定的、前向きな印象を与えます。

 一方、「すみません」で始まるメールは、
 後に続く文章もネガティブな印象を与えやすいです。

 「すみません」は謝るとき以外にもいろいろと使える便利な言葉ですが、
 正式な謝罪の言葉は「申しわけありません」です。

 「ありがとうございます」と言われて嫌な気持ちになる人はまずいません。
 当メルマガでも繰り返し述べていますが
 感謝の言葉から始まるメールを心がけることが好印象を与えるコツ
 と言えるでしょう。

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今週は、メールの使い方について考えます
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 好印象を与えるメール術(2)
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                        人間関係を壊すメール

 地元テレビ局の情報番組で「好印象を与えるメール術」というテーマで
 取材を受けた際、局から受けた質問への回答に加筆して
 当メルマガで採録します。

 質問 2)メールによって人間関係に亀裂が起きる要因とは?

 携帯メールでよくある光景ですが、人と会話したり、食事している最中でも、
 おかまいなくメールの送受信を続けたり、それを最優先する態度。

 直接、対面している自分よりメールの相手の方が大事なの? 
 ということになり、その場にいる相手にとって愉快なものではありません。

 こうした相手に対して失礼な行為を失礼と思わなくなっているとしたら、
 メールへの依存度はかなり重症と言えるでしょう。

 ▼自分の都合より、相手の都合を考える
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 携帯メールに限らず通常のメールでも、
 言葉の不足や配慮のなさから生じる誤解も人間関係を壊す要因になります。

 自分の都合や思い込みだけでメールを送信するのは、とても危険。
 相手の立場になって考えることが大切です。

 相手によく思われようと言葉を飾ったり、美辞麗句を並べる
 ということではなく、
 伝えなければならないことをわかりやすく、的確に言葉にする
 ということです。

 送信する文面に注意するだけでなく、
 だらだらとやり取りを続けることも相手の時間を奪っていることを
 忘れずにいたいですね。

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 【しごび】 の お す す め
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 「手放せない参考書となっています」と
 ロンドン在住の読者、順子さんから感想をいただきました。
 ありがとうございます。

メールは1分で返しなさい
メールは1分で返しなさい
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今週は、メールの使い方について考えます
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 好印象を与えるメール術
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                         メール利用の問題点

 先週、地元ローカル局の情報番組で「好印象を与えるメール術」
 というテーマで取材を受けました。

 事前にテレビ局から質問があり、それに回答した内容に加筆して
 今週は構成してみたいと思います。
 局からは携帯メールを中心に回答を求められたのですが、
 メール一般のことに置き換え、当メルマガで採録します。

 質問 1)メールを使う便利さの裏にある問題点とは?

 メールは、あくまで伝達“手段”の一つに過ぎないのに、
 メールそのものが“目的”になっている傾向が見受けられます。

 例えば、携帯メールに多く見られるのは
 歩きながらとか、自転車に乗りながらメールしているという光景。

 日常生活でメールが手放せず、メールへの依存度が高くなっているのです。

 伝える用件があって、手軽に早く伝達できるから
 メールを使っているはずなのに

 ことさら即レスなどにこだわり、メールでやり取りすることで
 「相手と確かにつながっている」という錯覚に陥って
 手放せなくなっているケースも多くあるように感じます。

 メールを手繰るより、メールに手繰られている人が増えていて
 ビジネスでもメールですべて片付けようとして
 トラブルを招きやすくなっています。
 

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今週は、休日モードで「言葉」についての四方山話です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 言葉の雑学(4)
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バイクとは?

私は日ごろ、バイクで事務所まで通勤しています。
客先に行く時もだいたいバイクです。

「今日はバイクで来ました」と言うと、
「おっ」という顔をされたり、「すごいですね」と言われることがあり、
ずっと不思議に思っていました。

どうやら「バイク=オートバイ」とイメージする人が多いのです。

私は「バイク=原付」と子供のころから思っていたので、
このことに気が付いて以来、
「今日は原付きで来ました」と言うようになりました。

「2輪車」は道路交通法で次の二つに分類されます。
ひとつは総排気量50cc以下の「原動機付き自転車」、いわゆる原付きです。
もうひとつは、総排気量が50ccを超える「自動2輪車」。
こちらのことを一般に「バイク」とか「オートバイ」と呼ぶようです。

▼ 原付きブームの影響?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私が小学生のころ、
「ラッタッタ」と言われていたホンダのロードパルが登場、
相次いでヤマハのパッソル、パッソーラも。

学生時代は、通学にヤマハのJOGを同級生達が乗り回していて、
バイクといえば原付きと刷りこまれたまま成人。

その後は自動車生活に移行したので、
4年前に再び原付きに乗るようになって
やっと「バイク=原付き」でなく「バイク=オートバイ」と認識した次第
(一社会人としては、ものすごく遅い認識…)。

「原動機付き自転車」は「原付き」のほか「ミニバイク」とも呼ばれるので
そこから「原付き=バイク」と思い込んでしまったのかもしれません。

今でもうちの田舎では、原付きユーザーのおばさん達の多くが
「バイク=原付き」と思っています。

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