今週は、メールをやりとりする際に気をつけたいことについてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法          < ちょっとした気配り(4)
◆─────────────────────────────────◆
                         雑談を引っ張らない

今週は、メールをやり取りする際のちょっとした心遣いについて
取り上げています。

メールで仕事の用件を伝え終えた後
相手に対する気遣いの言葉をひと言添えると感じがよいものです。

「○○のイベント、盛況だったとのこと。お疲れ様でした」
「先日、教えていただいたお店、早速行ってみました」
のように、相手に関すること、相手から得た情報につて触れる

あるいは、懇意な相手なら
「また、飲みに行きましょう」とか
「昨日のブログの記事、おもしろかったですね」
といったひと言でもよいでしょう。

相手のことを気にかけていることが
短い言葉で表現できればベストです。

▼ 答えずにすむ表現を工夫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一方で、注意したいのは
そうした気遣いのひと言が「ひと言」で終わらず
却って相手に負担を強いる場合です。

例えば
「○○のイベント、盛況だったとのこと」で終わらず
「人の入りはどのくらいでしたか?」とか

「また、飲みに行きましょう」ではなく
「また、飲みに行きませんか?」のように、

ちょっとしたひと言を疑問形で終わらせてしまうと
書いた方は返信を強いるつもりはなく
“言葉のあや”で軽い気持ちで書いたことでも
相手は「答えなくては…」と返信することになります。

相手を気遣ったり、思いやって添えたりした最後のひと言が
メールを長引かせる原因にならないよう
問いかける表現は避け
文章を完結させるようにすることがポイントです

 

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む