今週は、知っていて損のない言葉のマメ知識をご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 言葉の雑学(3)
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地名の呼び名

東京では、町名と駅名の表記が違うものが幾つかあります。
例えば…

(町名)  (駅名)
阿佐谷   阿佐ケ谷
市谷    市ケ谷
霞が関   霞ケ関
四谷    四ツ谷

町名や駅名と学校名で表記が違うものもあります。

自由が丘 → 町名
自由ケ丘 → 私立学校名など

一ツ橋  → 町名
一橋   → 学校名

御茶ノ水 → 駅名
お茶の水 → 大学や各種学校名

正式の地名がなく、一定していないのが
山手線の「山手」。
「山の手」と混在しているようです。

地方では、正式名と、それとは別の呼称も存在します。例えば…
(青森)
竜飛崎  → 正式
竜飛岬  → 俗称

(京都)
天橋立  → 正式
天ノ橋立、天の橋立 → 地図などの表記

(滋賀)
琵琶湖  → 正式
びわ湖  → 観光案内、地元の呼称

長野・富山・岐阜県にまたがる
「飛騨山脈」は、これが正式名ですが
新聞表記では「北アルプス」。

同様に、木曽山脈は「中央アルプス」、
赤石山脈は「南アルプス」
と表記するようです。

 
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今週は、知っていて損のない言葉のマメ知識をご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法                                         < 言葉の雑学(2)>
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カタカナの略語

「コスパ」という言葉を初めて見た時、何のことだか分りませんでした。
「コストパフォーマンス」の略で、飲食店の口コミサイトなどで
よく見かけます。

このようなカタカナ語の略は、ある種、流行のように
生まれては消え、消えては生まれるものもあれば、
定着していくものもあります。

数あるカタカナ略語の中で
略語のまま覚えてしまい、本来の呼び方が分からない
というものはありませんか?

例えば・・・

ワンセグ ⇒ 1セグメント放送(1 segment broadcasting)
GPS    ⇒ Global Positioning System(全地球測位システム)
アプリ  ⇒ アプリケーションソフト
オルタナ ⇒ オルタナティブ(異質な、型にはまらないという意)
オルタナティブ・ロックを指して使われる
エンタメ ⇒ エンターテインメント
コンペ  ⇒ コンペティション(競技会という意)
ゼネコン ⇒ ゼネラルコントラクター(総合工事業者)
オフレコ ⇒ off the record(非公式発言、記録しないことという意)
チューハイ⇒ 焼酎ハイボール

実は、チューハイが焼酎ハイボールの略とは、知りませんでした。

このほか…
「ICカード」の「IC」は「半導体集積回路(integrated circuit)」のこと。
「Suica(スイカ)」は「Super Urban Intelligent Card」の略。

まだまだいろいろありますが、
今日はこのあたりで…。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 言葉の雑学
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                           漢字の書き分け

今週は、メール作法から少し離れて
言葉のマメ知識をご紹介することにしましょう。

「伯父」と「叔父」。
「伯母」と「叔母」。

この違いは何でしょうか?

「伯父」「伯母」は、父母の兄・姉。
「叔父」「叔母」は、父母の弟・妹
を指します。

ちなみに
「大伯父」「大伯母」は祖父母の兄・姉。
「大叔父」「大叔母」は祖父母の弟・妹
ということになります。

「いとこ」の場合は、
新聞表記ではひらがな書きで統一されていますが

あえて漢字書きする場合は
自分との年齢の上下関係や性別によって
「従兄」「従弟」「従姉」「従妹」
と書き分けます。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、気をつけたい表記の仕方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 表記の使い分け(5)
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                           文語体の表現

世間一般に使われている「口語体」という文体に対し、
話し言葉と一線を画す、本来の文章語として使われていた「文語体」。

公文書などで使われてきた名残で、現在も使われているものが多くあります。
アクセントとして使うぶんには、文章に威厳と表情を与えるのですが
多用すると、古めかしい印象を与えます。

文語体と知らずに使っているケースもあるので
主な文語体と、口語体での書き換え例を下記に挙げます。

▼文語体の表現    ▼口語体の表現
—————–  —————–
あたかも       まるで
おおむね       だいたい、おおよそ
いかなる       どんな、どのような

~にて        ~で
~のみ        ~だけ、~ばかり
~すら        ~さえ

遠からず       そのうちに、まもなく、近いうちに
少なからず      かなり、たくさん、とても
悪しからず      よろしく

AおよびBでは     AとBでは

料理に使う調味料と一緒で、ほどよく使うことで
文章が引き立ちますので、文語体をすべて排除すべきとは思いません。

ただ、文語体の多用は、一文が回りくどくなったり、
重苦しい印象を与えます。
一文を長くしてしまう原因にもなるので、使い方には注意が必要です。

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今週は、気をつけたい表記の仕方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 表記の使い分け(4)
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会話調の表現

メールは書き言葉主体でありながら、話し言葉もなじみやすいツールです
(携帯メールになると、一層その傾向が強まります)。

感情を強く伝えるような場合は、
あえて会話調の表現を使うこともあります。
例えば
とても → とっても
やはり → やっぱり
のように。

ただ、こうした話し言葉の使い方も多用すると軽薄な印象を与えるので
ビジネスメールの場合は使いすぎに注意が必要です。

下記に、会話調の表現とその書き換え例を挙げます。

やる   ⇒ する
いまいち ⇒ いまひとつ
なるたけ ⇒ なるべく、できるだけ
~がいい ⇒ ~がよい
こっち そっち あっち どっち⇒ こちら そちら あちら どちら

満杯     ⇒ 満員、満席
~の目玉   ⇒ ~の見どころ・売りもの・呼びもの
やりっぱなし ⇒ したまま

最近では「やりっぱなし」を「やりっぱ」、「難しい」を「むずい」と
省略した表現も耳にします。

私的なメールや会話と区別して
ビジネスメールでの使用は避けたいものです。

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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 表記の使い分け(3)
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                         補助的な言葉の表記

文章の中には、中心となる言葉と、それを補助する言葉があります。

多くの場合、名詞や動詞が中心となる言葉になるのに対し
接続詞や助動詞などは、名詞や動詞を補う役割を担います。

ですから、このような補助的な役割を果たす言葉は
漢字表記にするより、ひらがな表記にする方が
読みやすくなります。例えば…

接続詞の
ただし  なお  かつ   また
(但し  尚   且つ   又)

助詞の
など  まで  ほど  くらい
(等  迄   程   位)

助動詞の
~ように  ~できる  ~ない  ~である
(~様に  ~出来る  ~無い  ~で有る)

上記の例で、下段にカッコ書きで挙げたのが漢字表記ですが
これらの補助的な言葉を漢字表記すると、
威厳は出ますが、読みづらくなるのも事実。

漢字には、瞬時に意味を伝える特性があるので
助詞、助動詞などの補足的な言葉にまで
“意味”を持たせると、堅苦しく威圧感のある文面になりがちです。

特にメールの場合は
行と行の間が詰まっているので
文中の漢字の密度が増えるほど、圧迫感が強くなります。

これらの補助的な言葉は
文字を入力する際、自動的に漢字変換されて
出てきてしまうことも多いので、注意が必要です。

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【しごび】 の お す す め
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昨日も紹介したのですが・・
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『設立&運営トラの巻 小さな会社が中国で儲ける方法』(総合法令出版)
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「月刊総務」2010年8月号の特集

「13億人市場とどう付き合っていくか
中国ビジネスで知っておきたいこと」

の企業事例として、
トランスワード社の取材記事が紹介されています。
上記の本の著者 仲谷幸嗣氏の会社です。

月刊総務」8月号

書籍と合わせて読むと、中国ビジネスの内実を
より一層理解でき、興味深いです。

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