今週は、メールの返信の時期・対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 返信のタイミング(3)
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                         返信状況を読む

 ある編集部の担当者は、メールの返信が1週間後というのが通常。

 先方が月2回発行の定期刊行物を抱えており、常に多忙なためか、メール
 の返信までの間が長く、こちらからメールを送っても、返信されてくるの
 は5日から1週間後です。仕事が一段落する(らしい)週末や週明けに決
 まってメールの返信があります。

 最初は、「こちらからのメールが届いていないのだろうか…」と不安にな
 りましたが、何度かやりとりをするうちに、これが相手のペースなんだと
 気づきました。なぜなら、同じ部署の他の担当者も、やはり同じようなペ
 ースでメールが返信されてくるからです。

 その代わり、メールの内容に無駄がなく、次の指示が的確にまとめて示さ
 れるので、こちらは次の返信までに作業を進めておくことができます。

 一般的な事例ではありませんが、このように相手の状況と返信ペースを知
 っておくと、やきもきすることもなく対応できます。

 ▼ 即レスには即レスで
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 逆に、メールを送ると数分後には返信があるような「即レス」派の相手の
 場合は、返信があるときが相手がパソコンの前にいるときなので、こちら
 も即時に反応しで一気にやりとりをします。

 相手が確実にパソコンの前にいることが分かっているので、メールでなく
 電話のやりとりで用件を済ませてしまうことも。

 自分の返信ルールを設けるだけでなく、相手の仕事のサイクルや状況、反
 応の速さを読み、それに合わせたやりとりをするのもメールの効率を上げ
 る一つの方法ではないでしょうか。