今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(4)>
◆─────────────────────────────────◆
「寒中見舞い」の後

<読者からの質問>————————————————

「寒中お見舞い申し上げます」という一文がありますよね。
メールでもたまに使うのですが、
「寒中」というのは、いつまで使える言葉なんでしょうか??
2月いっぱいは通用するんですかね?
(読者 K.Kさん)
——————————————————————

寒中見舞いの「寒中」は、寒の入りから寒明けまでの約30日間を指します。

では、寒の入り、寒明けはいつのことかと言いますと、寒の入りは二十四
節気の「小寒」のことで、寒明けとは「立春」の前日(詰まり、節分の日)
のことです。

ですから、「寒中見舞い」のやりとりは、「小寒」から「立春」までに
行うのが適切です。

ちなみに、2010年の寒の入りは1月6日で、寒明けは2月3日、立春は2月4日
でした。

暦の上で寒が明けても、まだまだ寒いものです。そこで、「寒中」のあと
は「余寒」という言葉を使います。

「余寒見舞い」という表現は、「立春」を過ぎてから使いますが、いつま
でという期限は特にないようです。あくまで、残る寒さを見舞う心遣いが
「余寒見舞い」なので、春らしく暖かくなれば、自然と使わなくなる表現
なのでしょう。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

記事全文を読む