今週は、同じ意味合いでも好印象を与える表現についてです。
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仕 事  の メ ー ル 作 法                                               < 言いかえる技術 >
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「誰でもいいので」

思ったことをそのまま口にしたり、書いたりすることは、
よく言えば「率直」、悪く言えば「無神経」「配慮がない」
ととられます。

特にメールは書いたものが残るため、
不用意なことを書いてしまうと、気まずい思いやわだかまりを
引きずることになりかねません。

そこで、より感じ良く、相手に好印象を与える表現に
「言いかえる(書きかえる)」方法を紹介します。

「誰でもいいので、○○の業務を手伝ってもらえませんか?」

上記は「とにかく人手がいる!」という切羽詰まった状態から出た
ひと言です。

急なお願いごとほど、相手の状況へも配慮したひと言を添える
心遣いが必要。
この場合は「お忙しいところ申し訳ありませんが(恐縮ですが)」
と書き添えると印象が違ってきます。

「月末でお忙しいところ恐縮ですが、
○○の業務をお手伝い願えますか?」

「ご多忙の折、恐縮ですが、
至急○○の業務をお手伝いいただけるかたは部内に
いらっしゃいますか?」

文末の表現を
「お手伝いいただけませんか?」
「いらっしゃいませんか?」
としてもよいのですが、否定形を用いた尋ね方は
「できません」「いません」という返答を誘引しやすい気がして、
私はできるだけ避けるようにしています。

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