今週は、メールによる伝達の良し悪しについて考えます。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < メールは万能ではない >
◆─────────────────────────────────◆
電話の方が良いとき
メールですべての伝達を済ませようとするのは危険です。
メールでは伝えきれないことも多々あるからです。
メールの伝達の早さ、手軽さ、便利さから
伝達手段として広く、頻繁に使用されているだけであり
メールによる伝達が必ずしも完全、万能ではないことを
知っておかねばなりません。
例えば、
返信を急ぐあまり、伝えるべき内容をはしょって書いたばかりに
相手に理解されなかったり、誤解を生むことがあります。
込み入った内容をあれこれ考えながら書いているうちに、
収拾がつかなくなり、要領を得ないメールを送ってしまい
相手を困惑させることも。
▼ こんなときはメールより電話で連絡を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「メールではうまく伝えられない」と思った時点で
メールから電話の伝達に切り替えてみましょう。
電話で連絡できない状況や、連絡をメールに限定している相手でない限り、
うまくまとまらないメールに悩み、時間を費やすより
電話で用件を伝える方が早く処理できます。
相手に電話で直接確認することで、不明な点が明らかになったり
速やかに解決できたりすることもあります。
面識のない目上の相手に何かお願い事や依頼をする場合も
メールよりは、まず手紙や書面、電話で連絡する方が適切です。
(相手が多忙だからと、気をきかせたつもりが
メールにして大失敗という経験が私にはあります)
急を要する場合、真意を伝えにくい場合は特に
メールに固執せず、電話に切り替えることも必要。
相手が理解しやすく、速やかに伝わる
連絡手段はどちらか、状況に応じて考えてみましょう。