今週は、配慮のあるメール対応ついてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ちょっとしたひと言
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                        どちらがうれしい?

 メールではなく、フェイスブックであったやりとりなのですが…。

 フェイスブックには「グループ」という機能があります。
 通常、フェイスブックに投稿すると、自分の友達のニュースフィードに
 反映されるのですが、特定の友達だけに投稿し、情報を共有したいときは
 「グループ」という機能を使います。

 例えば、映画好きの友達だけで、映画の情報交換をしたいときは
 「映画好き」というグループを作り、
 映画好きの友人のみを呼び込むことができます。

 便利な「グループ」機能ですが、
 たまに、グループには関係ない話題を投稿してしまうことがあります。

 「グループ」の情報をチェックした後、通常の投稿をすると、
 図らずもその投稿が「グループ」の方に反映されてしまうという、
 うっかりミスです。

 ▼ 対照的な2つの対応
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 私も何度か失敗したのですが、その投稿ミスを他の人が教えるとき
 2つの対照的な事例があったので紹介します。

 ひとつは、あるセミナーの「グループ」に私的な事柄を投稿した際
 「先ほど ○○グループにアップされた内容は 
  個人的なことで、グループには無関係なことですよね。
  お手数ですが、削除をお願いいたします」
 という詰問調。

 もうひとつは、おいしそうな会席料理の写真を間違えてアップした際
 「おや?(笑) 春の足音が目に見えるようですね」
 という、ほのぼの調。

 どちらも、間違えて投稿したことを知らせる内容ですが
 直接的な前者に対し、後者は間接的な指摘の仕方で
 対照的です。

 表現の仕方ひとつですが、ミスした人への心遣いの有無は一目瞭然。

 前者は「すみません」としか返しよいがありませんが
 後者は「(教えてくれて)ありがとう」という気持ちになります。

 指摘される側にとっては
 後者の方が、断然感じがよく、素直にミスを認めることができます。
 
 声色や表情が伝わらないネット上のやりとりは
 書いた本人の意に反して
 書き方ひとつでトラブルになることもあれば、
 仲間を増やすこともできます

 今週は、相手の反感を買わず、好印象を与える
 ちょっとした言葉遣いについて取り上げます。

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