今週は、繰り返し使いがちな言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 多用を避けたい言葉(2)>
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「など」の多用
今週は、繰り返し使ってしまいがちな言葉についてとりあげています。
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Aをはじめ、B、Cなどへの導入が簡単なうえ
Dなどのトラブルも解消します。
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上記の文例で繰り返し使われているのが
「など」です。
複数の例を挙げたり、
いくつか並べたものをまとめて示したり
するときによく使います。
同種類のものがほかにもあることを挙げるときにも
使いますね。
便利な言葉ですが、上記の文例のように
うっかり繰り返し使ってしまうことも。
「など」は、
二つ以上の例やものを挙げるときに使い
一の例しかないときは使いません。
ですから、上記の文例では
「Dなどのトラブル」の「など」はNG。
「Dのトラブル」
「Dのようなトラブル」とします。
「など」と同様の使い方をするのが
「等」です。
ただ、読みには注意が必要です。
「等」は「とう」と読み、
「など」と読むときはひら仮名書きにして
区別します。
「等」も「など」と同じで、使いすぎに注意しましょう。