今週は、ひと言付け加えたい表現についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事  の メ ー ル 作 法          < 緩衝材になるひと言(3)
◆─────────────────────────────────◆
                       「お手数をかけますが」

今週は、日々のメールに添えると好感度がアップする
「緩衝材になるひと言」をご紹介しています。

ちょっとしたお願いごとや依頼をするときには
「お手数をかけますが」
のひと言を添えます。例えば…

お手数をかけて恐縮ですが、ご返送をお願いします」
お手数ですが、再度ご確認いただけますか?」

という使い方をします。

「手数」とは、相手のためにことさらにかける手間のこと。
「手数をかける」は、他人に骨折りをしてもらうことを意味します。

こちらの都合で人の手を煩わせるようなときに
「お手数をかけて~ですが」のひと言を添えると
「~してください」といきなり依頼をするよりも
文が和らぎます。

「お手数をかけますが」のほかに
「お手数ですが」
「お手数をおかけしますが」
というフレーズもありますが

「お手数ですが」はやや簡略な印象
「お手数をおかけしますが」は「お」が続いて丁寧すぎる感があり

私は「お手数をかけますが」が一番しっくりくる
自然な表現と思うので、使う頻度が多いです。

記事全文を読む