今週は、洋数字と漢数字の使い分けについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 数字の使い分け(3)>
◆─────────────────────────────────◆
漢数字か、洋数字に
今週は、洋数字と漢数字の使い分けについて
例を挙げながら紹介しています。
豆腐を数えるときは
1丁、2丁…と洋数字を使って表記しますが、
「一丁前の口をきく」のように
一人前という意味で使うときは「一丁前」と漢字表記にします。
では、住所を書く際の「丁目」の前に来る数字は
洋数字と漢数字
どちらが適切なのでしょうか。
「○○町○丁目」までが町名とみなされるため
「紙屋町一丁目」のように漢数字で表記していましたが
横書きの普及もあってか、最近では自治体でも、
「1丁目」と洋数字で表記するケースが増えているようです。
余談ですが……
北海道では「丁目」の前に「条」が付く地域があります。
これは南北の位置を「条」、東西の位置を「丁目」で表すもの。
表記としては
「北2条東1丁目」のように
「条」が洋数字であれば、「丁目」も洋数字で表記。
「条」を漢数字にすれば、「丁目」も漢数字で表記。
位置を示す単位が「条」と「丁目」と捉えれば
「条」を漢数字にして、「丁目」を洋数字にするよりも
漢数字か洋数字か、どちらか一方に統一して表記する方がよいようです。