今週は、メールで伝達する際の箇条書きの活用についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 箇条書きのすすめ(4)
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レイアウトも考慮

箇条書きで伝える場合、「見た目」「見え方」を意識するようにすると、
より分かりやすく伝わりやすくなります。

ポイントとしては
1)箇条書きの箇所を1字下げる
2)記号の使い分け
3)行頭を揃える

例えば、こんな感じです。

・超高速タイプ     … 短時間で固着。低粘度で後浸透接着が可能
・難接着材対応タイプ  … 繊維・紙・皮革・レンガ・発泡体などに
・耐衝撃タイプ     … 衝撃や剥離、湿度、薬品などに強い
・耐熱タイプ      … 耐熱性、熱老化性に優れたタイプ
・柔軟性タイプ     … ゴムや皮革など柔軟性のある素材の接着に

上記は、ある製品の種類と特長を箇条書きで示したものです。

1)箇条書きの箇所を1字下げる
箇条書き部分を本文よりも「1字下げ」てから列挙すると
見た目にも箇条書き部分が際立ちます。

2)記号の使い分け
数字で順を追って項目を挙げていく場合は
1) 2) 3) と数字で表記するほか
一般的には、上記の例のように「・」で項目分けをします。

場合によっては「●」「◎」「※」などの記号を使い
階層ごとに記号を使い分けたり、強調するときに使ったりもします。

3)行頭を揃える
上記の例のように「…」の部分や、
その後に続く特長の「行頭」を揃えると読みやすくなります。
適度な「空き(空白)」を設けることも必要。

・超高速タイプ……短時間で固着。低粘度で後浸透接着が可能
・難接着材対応タイプ……繊維・紙・皮革・レンガ・発泡体などに

このように文字を詰めて書くと、同じ箇条書きでも
読みづらく分かりにくいというのが一目瞭然です。
適度な「空き」を入れ、文字の行頭を揃えると読みやすいです。

箇条書きにするときは、レイアウトを整え
「見た目」にも注意しましょう。

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