今週は、基本的な敬語についてです。
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 「聞く」の敬語

今週は、よく使われる敬語表現について、基本を押さえてきました。
最後は「聞く」の敬語についてです。

「聞く」の尊敬語には。
「聞かれる」「お聞きになる」があります。

敬意の度合いは
「聞かれる」<「お聞きになる」
となります。

例)日程変更について聞かれましたか

部長から○○についてお聞きになりましたか

尊敬語の場合、「お~になる」「ご~になる」という表現が
より敬意の高い丁寧な表現であると覚えておきましょう。

ほかには「お耳に入る」という表現もあります。

例)移転の件がお耳に入っているかと思いますが…

▼ 謙譲語と尊敬語を取り違えないように注意!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
では、「聞く」の謙譲語は?

「お聞きする」「拝聴する」「うかがう」です。

例)変更点についてお聞きしました
佐藤さんの講演は何度か拝聴したことがあります。
明日の準備についてうかがっておきたいのですが。

自分の言うことを目上の相手に「聞いてください」と
お願いするようなときは…

例)現場の意見もお聞きになってください
現場の意見もお聞きください

です。ここでは主語は相手ですので、尊敬語を使います。

「お聞きしてください」
「拝聴してください」
「うかがってください」
とするのはいずれも、謙譲語を尊敬語と取り違えた間違いですので
注意しましょう。

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