ブレないわたし

毎回、楽しみに通っている
「快画塾」。

先週の土曜日に、広島での11回目のワークショップが開催され、
大学生の長女とともに参加してきました。

わたしは、かれこれ
5回くらい参加しているのですが、
毎回面白い。

でも、講師の木村タカヒロさんの
快画指導は毎回ほぼ変わりません。

こんな感じで進められます。

▼木村創作教室ブログ
「ワクワクを封じ込めている蓋を開ける」

参加者全員で
モデルの木村さんの顔を描いていくのですが
1回目、2回目、3回目……
と描き方というか、描くときの視点を変えていきます。

すると、みんなどんどん描けていく。

「絵を描いたことがない」「絵を描くのが苦手」という
人の方が伸びしろが大きいのも特長で

3時間後には、力強い線で大胆に
絵が描けているから、不思議。

快画塾のもう一つの特長は
そんなふうに「描けていく人の様子」を
見るのが楽しいし、うれしいんです。

普通、自分よりうまく描けた人がいたら
嫉妬のひとつもしそうなもんですが、
「わぁ、この人スゴイ!」
と人が描けていく過程をリアルに目にするので
なんだか感動してしまうのです。

だから、毎回通ってしまう。
だって、右脳がビンビン刺激されるんだもん。

東京や大阪、神戸、広島で
開催されている「快画塾」ですが

このたび、主宰者の木村タカヒロさんが
「快画」について話す会が広島で開催されます。

★————————————————–★
「SO@Rロビートーク」  vol.9
——————————————–
イラストレーター 木村タカヒロ氏に聴く
「誰でも3時間で描けるようになる“快画”とは?」
★————————————————–★

日 時:2017年3月10日(金) 18:30~ 21:00

場 所:ソアラビジネスポート
(広島市中区広瀬北町3-11和光広瀬ビル SO@Rビジネスポート4階)

参加費:無料

★————————————————–★

もちろん、わたしも参加します!
「快画」に興味ある方、木村さんに興味ある方
ぜひ、一緒に話を聞きましょう。

ロビートークの翌日、
3月11日(土)には、「快画塾」ワークショップ
広島で開催されますよ。

毎回、わたしも快画塾で
木村さんの顔を描いているのですが、
最近は何度描いても埴輪のようになります(←ブレないと言われる理由)。

挙句の果てに
黒目がちな木村さんの目に「白目が少ないから描けない!」と
モデルに文句を言う始末(←真似してはいけない例)。

それでも楽しい快画塾。
一緒に描きませんか?

快画塾主宰の木村タカヒロさんは
TBSテレビ「マツコの知らない世界」のオープニングのイラスト
などを描いているイラストレーターです。

記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問に回答します
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(3)
◆─────────────────────────────────◆
2人の担当者の宛名に「各位」?

<読者からの質問>————————————————

私は、若い社員の教育に携わって長いのですが、
論文の査読をしておりまして
若い社員から私ともう一人あてに論文が来て、
それを査読して、赤字で追加修正し、
論文の書き方を指導しています。

このメールでの論文提出時に我々に対し、
「○○様、○○様」と宛名を書いて出すのが普通(常識)
だと思うのですが、
中には、「各位」と書いてくる人間がいます。

これは多少不愉快になるのですが、
私の方がおかしいのか、世間の常識をご教授いただきたく
メールを差し上げました。

人数により、「各位」の表現をしてもいいのか?

ご面倒をお掛けします。
よろしくお願いいたします。
(読者 Sさん)
——————————————————————

「各位」は、多くの人を対象にして、
その一人ひとりに敬意を表すために使う言葉(敬称)で、
「各位」という語そのものに「皆様」「皆様方」という意味があります。

質問のケースでは
指導する担当者は2人です。

「ご担当者各位」という書き方はできますが
社内のやり取りで、明らかに担当者名が分かっているのですから、
宛名は「○○様 △△様」と2人の個人名を明記するのが
適切と考えます。

担当者が複数だからといって
個人名が分かっている状況で
宛名を「各位」でひとくくりにするのは

個人名を書くのが面倒だから
と思われても仕方ないでしょう。

指導を受ける側が指導者に対して送るメールの宛名として
敬意が足りないと思います。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問に回答します。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(2)
◆─────────────────────────────────◆
                        CCへの返信の徹底

 CCされている相手への返信< 読者からの質問(4)>VOL.2783
 に対するメールです。

 <読者からの質問>————————————————

  連日のご健筆ご苦労様です。
  何時も社員教育に利用させて頂いております、ありがとうございます。

  今回のご回答は、非常に的を得たものと考えますが、
  私は、最大のリスクである、CC先に返事が配布されないリスクに鑑み、
  社員には、来信には、原則として、
  「全員に返信」キーを使って返信するよう指導しています。

  また、当方からのメールには、署名の後にカッコ書きで、
  「返信は全員へ返信キーをご使用下さい。」と記載しております。
  ご参考まで。
                           (読者 Tさん)
 ——————————————————————

 客先からのメールに
 相手の上司にあたる人がCCされていた場合の
 返信するときの宛名の書き方について質問があり、

 宛名は相手の名前のみとし、
 全員へ返信を、と回答したのですが

 わたしの回答に対する追記として
 上記のご意見をいただきました。

 相手のメールにCCされている人がいるのを見落として
 「全員へ返信」しそびれた経験が
 実はわたしにもあり、注意しているのですが

 Tさんのように返信漏れを防ぐため
 社内で指導を徹底するのは大切なことだと思いました。

 署名の後に「返信は全員へ返信キーをご使用ください」と
 記載するのは有効な方法ですね。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

 まぐまぐニュースに先週のメルマガ記事が紹介されました。

 メールや長文を読みやすくする、ひと工夫について

 ▼読みづらいあなたのビジネスメールをすっきりさせる簡単な裏ワザ

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、読者の方からの質問に回答します。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問
◆─────────────────────────────────◆
                          ~というかたち

 「時間のほう」< 敬語の勘違い(4)>VOL.2755
 に対するメールです。

 <読者からの質問>————————————————

  気になるフレーズがあったので、メールします。

  社外のセミナーを受けた際、
  プレゼンターの方々が皆
  「~というカタチを取らせていただきます」と
  連発されるので笑えてきました。

  「~のほう」と同じく、回りくどい印象を受けました。
                          (読者 N.Iさん)
 ——————————————————————

 「資料のほう、お送りしました」
 「製品のほうですが、すぐに送付いたします」

 このように「~のほう」を
 断定を避けるためにむやみに使うのは
 文章を回りくどくするので注意

 と VOL.2755の配信で述べたことに対して
 いただいたのが上記のメールです。

 「~というかたち」も
 なくても意味の通用する言葉ですが、
 話し言葉や書き言葉でも
 合いの手のように頻繁に使ってしまう
 言い回しかもしれません。

 「送料はお客様にご負担いただくかたちになります」
 「お一人様1個というかたちで販売しております」
 のような使い方をしているのを目にしたり、耳にしたりしますが

 「送料はお客様にご負担いただいております」

 「お一人様につき1個の販売です」あるいは
 「お一人様1個にて販売しております」

 このように
 「~というかたち」という言い回しを取り払っても
 文意は通じ、文もスッキリします。

 「~のほう」「~というかたち」といった言い回しは
 言う側、書く側は丁寧な表現のつもりで使っていても

 聞く側、読む側は「まわりくどい」と感じることがあるので
 無意識に繰り返し使うことがないよう注意が必要です。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

メルマガ詳細
◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

 いよいよ、今週金曜の開催です!

 ☆————————————————–☆
      【しごび トーク・カフェ】VOL.29
      ————————————–
       ひろしまオペラルネッサンス合唱団員
         山持真美 さん
 ☆————————————————–☆

記事全文を読む

今週は、悪質メールに見るメールの書き方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 怪しまれないメール対応(5)
◆─────────────────────────────────◆
                         怪しいメール事例

 件名が「重要」で始まるメールが2通を
 ほぼ同時期に受信しました。
 1つは

 [重要]「個人情報保護方針」ならびに
 「○○会員規約」「○○スーパーポイント利用規約」改定のお知らせ

 という件名。もう1つは

 【重要:必ずお読みください】XXXX CARD WEBサービス ご登録確認
01/19/2017

 いずれも重要事項を伝えるメールのため、
 社名(ここでは○○やXXXXで表記)が明記され、
 サービス名や日付も書かれています。

 メールボックスに
 上記2通のメールが上下に並んでいると
 怪しさや不信感は感じられません。

 しかし、両メールの「差出人」を見ると
 前者のメールは「○○株式会社」
 後者のメールは「重要通知」
 となっていました。

 件名だけでは気付かなかった
 「怪しさ」が差出人名ではっきりしました。

 差出人のメールアドレスも
 前者は社名のドメインがあるのに
 後者は件名にある社名とは関係ない会社のフリーメールでした。

 本文には
 所定のURLからログインして、IDの変更を促しており
 不審なサイトへ誘導する内容でした。

 一時期、銀行を名乗る似たような内容の迷惑メールが
 横行したことがありますが
 このように
 件名だけでは迷惑メールとはすぐに気付きにくいメールは
 増える一方です。

 今後もビジネスメールを装った迷惑メールは
 巧妙化していくものと思われます。

 いたちごっこではありますが、防御策としては
 受診した時点で、よく確認することが重要。

 自分が仕事で使うメールアドレスや設定が
 迷惑メールに間違われる曖昧な要素がないか、
 今一度チェックを。

 職場や部署内で
 メールの差出人名を統一しておくのも
 一手です。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

 いよいよ、来週開催です!

 ☆————————————————–☆
      【しごび トーク・カフェ】VOL.29
      ————————————–
       ひろしまオペラルネッサンス合唱団員
         山持真美 さん
 ☆————————————————–☆

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、悪質メールに見るメールの書き方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法      < 怪しまれないメール対応(4)>
◆─────────────────────────────────◆
                         差出人名に注意!
 メールの「差出人」の項目も
 「個人名」「部署名」「社名」が分かるように
 きちんと入力しましょうと、
 昨日述べました。
 
 ある会社から実際に送られてきたメールの
 「差出人」は、
 「経理 担当者」でした。

 しかも、添付ファイルのあるメールだったので
 一瞬、ビジネスメールを装った迷惑メールと思い、
 削除するところでした。

 件名は、私の事務所名に「1月末お振込分 支払明細書」とあり、
 メール本文にも
 経理担当者の名前やメールアドレスが明記され、
 添付ファイル名も私の事務所名が書かれていたので、
 安心したのですが、

 「差出人」の表記は危険だな、と思いました。

 「経理 担当者」という差出人名は、
 社内ではなんとなく予測はついても、
 社外の相手からは「どこの」「誰か」は見当がつきません。

 差出人名が「社名+名前」のパターンは
 「株式会社○○○○ 佐藤花子」
 が基本ですが

 株式会社を(株)としたり
 (※環境依存文字は使わず、カッコから入力)
 省いたり、名前を姓だけとしてもよいでしょう。

 名前を入れないパターンでは
 「社名+部署名」 例えば
 「○○○○ 企画推進室」
 「○○○○ マイナンバー収集担当」
 もあります。

 ある会社は
 差出人名が「XXXXX@YYYYY.co.jp」となっていて、
 きちんとした専用アドレスなのだろうけれど、
 それが差出人になっているとは、もったいないなと思いました。

 メールの「差出人」は
 「件名」同様、目につき
 不審なメールかどうかをチェックするポイントでもあるので、
 きちんとした名称を心がけましょう。



◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

 このメールマガジンの内容を反映した
 1冊目の著書です。

 -------------------------------------
 ★『仕事で差がつく できるメール術』★
 -------------------------------------
      
 わたし自身も一番好きな本です。
 ぜひ、お求めください!




2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中!
「まぐまぐ大賞 2016」キャリアアップ部門で2位に入賞しました!



2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化


カミガキのフェイスブック

THEプロフェッショナル広島

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む