今週は、目上の人からの心に残ったメールをご紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 心に残る対応(4)>
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結局、言いたかったこと
▼ メールにも表れる人となり
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目上の人からの心に残る対応というのは、つまるところ、見下ろすでもな
く、見下すでもなく、ごく普通に接してもらった時です。
吹けば飛ぶよな個人営業の私からすると、客先の社長が「ありがとうござ
います」「申し訳ありません」「お願いします」と丁寧な言葉づかいでメ
ールを送ってくださることに、当初はひどく恐縮しました。
ただ、それを意気に感じて仕事に取り組んできたし、苦言も素直に受け取
ることができました。変わらずそうして接してくださる客先とは、長くお
付き合いが続いています。
逆に一回ちょとした仕事のかかわりができただけで、次第に態度が横柄に
なる相手もいます。同業者でも、名刺交換した程度の接点なのに、少しば
かり年上というだけで、いきなり先輩面する人も。メールに如実に表れる
もので、大概どんなときでもタメグチモードです。
▼ 対応もフルフラットで
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発注する側、受注する側という関係であれば、見られている、試されてい
ると思う反面、私も相手を見ています。
仕事の仕方や日ごろの言動にその人となりは垣間見えるもの。敬意を持て
ない相手とは、いくら条件の良い仕事でも最終的に長続きしません。
尊敬できる相手というのは、仕事ができることと合わせて、人間的にバラ
ンスのとれた人。人への接し方がフラットで、人によってコロコロ態度が
変わりません。
「代わりの人ならいくらでもいるから」とネチネチと嫌味を言い続けるよ
うな相手より、叱責も苦言もズバリ直言し「次、がんばってよ」とハッパ
をかけられるほうがずっといい。選ばれてなんぼのフリーランスではあり
ますが、こちらも相手を選んでいます。