今週は、社内・社外、公私によるメールの使い分けについてです。
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メ ー ル 作 法 < 目的別メール作法(3)>
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社外メール
▼ 社外メールは礼儀に注力
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社内メールが、伝達用件優先なのに対し、社外宛てのメールは相手に失礼
や不快な思いをさせないような配慮が必要。言葉づかいにも気を使うとこ
ろです。
社内メールが「です・ます」の敬体が基本なのに対し、社外メールは、さ
らにかしこまった言葉づかいが主となります。例えば、こんな感じです。
(社内メール) (社外メール)
~です ~でございます
~します ~いたします
~と思います ~と存じます
お願いします お願い申しあげます
ついては つきましては
このほか、尊敬語として「御社」「貴社」「ご覧になる」、謙譲語として
「弊社」「当社」「拝見する」なども。礼を失しない基本の敬語や敬意を
表す表現は押さえておきましょう。
新規のお客さまか、旧知のお客さまか、取引先の担当者か。相手によって、
敬語の使い具合も異なってきますね。
▼ 面識のない相手には漏らさない
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社外の複数の人に同報でメールを送信する際に使われるのが「BCC(ブライ
ンドカーボンコピー)」です。
自分は知っていても、送信する相手同士が面識のない場合は、「CC」より
も「BCC」を使い、互いのアドレスが公開されない配慮を。
「BCC」で送信する際は、まず、「宛先(TO)」に自分のアドレスを、
「BCC」にメールを送信したい複数の相手のアドレスを入れて送信すると、
送り主が明らかになります。
DMメールやメルマガを手配信するような場合は、個人情報の漏洩に備え、
BCCよりもメール一斉送信ソフトを使用したほうが賢明です。