週末でもありますし、今日はメール作法を離れ、日々の雑感など。

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仕 事 の メ ー ル 作 法         < オフィスの怪談 >
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▼ サスペンス劇場・事務員は見ていた
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親しい仕事仲間の実話です。

ホームページを見たという新規の客先から仕事の打診がありました。同じ
市内の会社からです。早速、打ち合わせ、ということでその会社を訪れた
彼女。総勢5名くらいの小さな事務所でした。

担当者と打ち合わせの最中、事務員とおぼしき中年の女性がお茶を出して
くれました。彼女は、その事務員さんに向かい「ありがとうございます」
とにこやかに会釈し、打ち合わせを続けました。

仕事も決まり、その会社へ赴く回数も増えてきました。そして、知りまし
た。最初の打ち合わせの時、お茶を出してくれたのがその会社の社長だっ
たってことを…。

後で聞いたところによると、その会社、新たに仕事を発注する場合など、
必ず社長が事務員を装ってお茶を出し、相手の対応を見て最終的に発注す
るかどうか決めるんだそうです。

ひえ~っ。その話を聞いた時、「怖~い」と思いました。

あざといと言えばあざとい話ですが、その会社にしてみれば、知らない相
手だからこそ、ちょとした場面での配慮の有無で人となりを判断していた
のでしょう。

見られてるんですよね、やっぱり…。以前、「SOHOしよう」でも書いたこ
とのある話ですが、改めてご紹介してみました。

▼ 怪談・口が裂けても言わないほうがいいこと
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逆に、今度は見ている話。

業者に他の業者の悪口を言う発注元。何度か耳にしましたが、そんな時こ
う思います。

「明日はわが身」。

いずれ何かあった時、私もこんな風に言われるのだろうな、と。耳にした
時点で、す~っと冷めていく気持ち。時として冷房よりも効くことがあり
ます。

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