今週は、メールを締めくくる最後の一文についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                < 続・結びの文
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お願いします

メールの最後に添える締めくくりの一文については
以前にも取りあげているのですが、

改めて掘下げるべく、今週のテーマにしてみたいと思います。

私がメールの末文で意識して使っているのが
「お願いします」です。

「~ください」で済む一文も、
意識的に「お願いします」に書き換えています。

「ご確認ください」は、ビジネスメールでよく使うフレーズですが
「ご確認をお願いします」と書くことが多いです。ほかにも…

「修正してください」「修正をお願いします」
「ご返信ください」は「ご返信をお願いします」
「ご一読ください」は「ご一読をお願いします」。

より丁寧な書き方としては
「お願い申し上げます」がありますが
普段やりとりする相手にはあまり使いません。

懇意な客先や一緒に仕事している相手には
もっぱら「お願いします」です。

メールの内容や文章の流れによっては「~ください」が
命令調で威圧的に感じられることがあるので
その点を和らげるために「お願いします」に置き換えています。

親しい仕事仲間に対しても
自分の中でけじめをつけるつもりで意識的に使っているフレーズです。

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 漢字の読みを調べる(5)
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読み方検索

パソコンのデータ上にある読みの分からない漢字は
「再変換」機能で読みを知ることができることを昨日述べました。

漢字の読み専用のWebサイトも幾つかあるので
ご紹介しましょう。

インフォシーク マルチ辞書
漢字以外に読み、部首、総画数を手がかりに検索できます。
精度は今ひとつですが、辞書に近い感覚で検索できます。

Yomigana
空欄に読めない漢字をコピー&ペーストして検索。
例えば「嘗て」のように漢字を含む言葉も検索できます。

品詞別に、よく調べられる漢字の読み仮名・読み方も紹介されています。
http://www.yomigana.com/word/

FOKS
正しい読み方が分からなくても単語の意味を調べることができる
辞書検索システム。
例えば「海豚」の読みがわからない場合「うみぶた」と入力すると
正しい読み「いるか」が表示されます。

Rikai.com
日本語のWebサイトのURLを入力すると、そのページに表示される
日本語の漢字や単語の読みがポップアップして表示されます。
見た目はわずらわしいですが、辞書を片手に読んでいるみたいで
面白いと思いました。

ひらひらのひらがなめがね
こちらも日本語のWebサイトのURLを入力すると、
そのページの漢字すべてに読みがながついて表示されます。

辞書を手でひいて調べるのが基本と思っていますが、場合によっては
上記のツールも役に立ちます。
パソコンの横に辞書や辞典も常備しておきたいですね。

では、問題です。
あなたは次の漢字の読み、幾つ答えられますか?

改竄  霹靂  鱸  躑躅  魑魅魍魎

◇─────────────────────────────────◇
あ と が き
◇─────────────────────────────────◇

こういう本を読んで
これまでの自分のやり方は間違っていないか
もう一度チェックしてみることも大切です。

入社したばかりの新入社員のかたにも
ぜひ、お勧めしたいですね。

ビジネスマナーの基本の「き」が分かるだけでなく
「なぜ、そうするのか」
「そんなときは、こうする」
「こうすれば、もっとよくなる」
というプラスアルファのヒントも学べます。

例えば、30代と60代の来客者二人にお茶を出す場合。
どちらが上客かの判断は
見た目の年齢ではなく、何で判断するか──。

そんな実務経験を経た現役秘書ならではの
ノウハウも。

本文もさることながら
「秘書からひと言」のワンポイントアドバイスが
勉強になりました。

新人のあなたの心強い味方になること
請け合いの一冊!

花野 蕾著『秘書が教える! ビジネスマナー』 (DO BOOKS)

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 漢字の読みを調べる(4)
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再変換する

パソコンのデータ上にある読みの分からない漢字は
次の方法で読みを知ることができます。

「メモ帳」またはWordを開き、そこに読みの分からない漢字を
コピー&ペーストで入力

入力した文字を選択

右クリックし「再変換」を選択すると読みが表示されます。

あるいは、Internet Explorerを使っている場合、
IEの画面のアドレスバーに読みの分からない漢字をコピー&ペースト。
文字を選択し、右クリックしても同様に「再変換」を選択すれば、
読みが表示されます。

上記の方法は、読みは分かっているが漢字が分からないときにも
応用できます。

メモ帳、Word、IEのアドレスバー、いずれかに読みを入力
(平がなでもカタカナでもOK)し、文字を選択し再変換すれば、
該当する漢字が表示されるので、「Enter」キーを押すと入力できます。

また、メールソフトを開いて文字を入力。その文字を選択し、
キーボードの「変換」キーを押しても同様の操作ができます。

IE以外のブラウザ(私の場合はFirefox)でもアドレスバーや検索用の欄
でこの方法が利用できます。

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 漢字の読みを調べる(3)
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IMEパッド

パソコンのデータ上にある読めない漢字は、
その文字をコピー&ペーストして辞書サービスで検索すれば、
ある程度、見当がつきます。

けれど、紙の資料などにある文字で読みがわからない場合は、
入力するのもひと苦労です。

そんなときは、漢和辞典をひく要領で、漢字の読みを調べることができます。
Windowsに標準装備されている「IMEパッド」を活用するのです。

▼部首から調べる
[ツールボックス] → [IMEパッド] → [部首] をクリックし、
調べたい漢字の部首を探します。

該当する部首を選択し、そこから漢字を探しあてたらクリックすると
文字が取り込めます(文字の上にカーソルを置くと読みが表示されます)。

▼総画数から調べる
要領は上記と同じ。
[ツールボックス] → [IMEパッド] → [総画数] をクリックし、
調べたい漢字を探します。

試しに「榧」という漢字をIMEパッドの部首で探してみましょう。

[ツールボックス] → [IMEパッド] → [部首] から「木(きへん)」を
選択(4画のところにあります)し、「榧」の文字を探します。
「榧」の文字にカーソルを置くと「ヒ かや」と読みが表示されます。

この調べ方は、手で漢和辞典をひくのと作業としては一緒です。
ただ、漢字をひく手間はかかります。

「IMEパッド」には手書き入力の機能もあるので、
こちらを利用するのもいいですね。手書き入力の方法はこちら。
http://allabout.co.jp/computer/windows/closeup/CU20040714A/

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【しごび】 の お す す め
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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法          < 漢字の読みを調べる(2)
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                            ネット辞書

読めない漢字の「読み」を知るには…

手元に漢和辞典がなければ、インターネットの辞書を使いましょう。
「辞書」で検索すると「goo 辞書 」「Yahoo!辞書」「エキサイト 辞書」
など、無料の辞書サービスサイトがヒットします。

goo 辞書 」を例にしますと…

ページ上部の空欄に知りたい文字や言葉を入力し、
「辞書検索」ボタンをクリック。

このとき空欄下の「辞書すべて」をチェックしておくと、
国語、英和、和英、四字熟語の各辞書ごとに該当する読みや意味が
出てきます。

例えば「鰆」という一字を「goo 辞書」で検索すると
国語辞典、和英辞典で読みが検索されます。

▼ 使い比べて相性を見極め
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
すでにご利用のかたも多いと思いますが、
自分が使いよい辞書サービスサイトを決めて、日常的に使うのもいいですね。

複数の辞書サイトを使って同じ文字を調べていると、
辞書によって解釈や意味合いが微妙に異なる場合があります。

辞書サービスにより、収録されている辞書が異なるからです。
使い比べて相性の合う辞書を決めるとよいでしょう。

有料ですが、こんな便利なサイトもあります。
知識探索サイト「ジャパンナレッジ

百科事典や各種辞典を横断して調べモノができるのでとても便利。
古語から新語まで網羅しています。
有料だけあり、掘り下げた内容を知ることができます。

有料としては、「広辞苑」のDVD-ROM版を使うのもいいですね。

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今週は、読めない漢字の調べ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 漢字の読みを調べる
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アナログ世代のつぶやき

インターネットの普及とともに、「調べる」という行為が
変わってきたように思います。

私が子供の頃は、調べるといえば、
まず辞書か百科事典をひいていましたが、
今どきの小学生は、
百科事典よりパソコンで検索して調べる方が早いことを知っています。

成人しても調べ物といえば図書館へ通ったものですが、
今は自宅や会社でパソコンの前で検索すれば、大概のことは分かります。

漢字一つとっても、文字を入力すれば自動的に画面に変換候補が出てきて、
選ぶだけでいい。

その分、変換候補を鵜呑みにしてしまい、自分で調べたり、
自分で書いて習得することが激減しました。

インターネットの普及で、「調べる」ことより「選ぶ」ことの方が
重視されるようになってきたようです。

▼ 書けても読めない!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
知りたいことが即座に分かるのはとても便利なことですが、
自分で考え、辞書や辞典を開いてページをめくり、確かめるという
一連の行為がはしょられていることに寂しさも感じます。

ただ、「調べる」ことがこれだけ便利になっても、
今度は「調べ方が分からない」という声も聞こえます。

例えば、文章を書くときは、パソコンを使えば、
自分では書けない漢字も自動的に変換してくれますが、
その逆の読めない漢字の読みは読めないまま使っていることもあります。

漢和辞典をひけば、解決する問題とも思うのですが、
即答・即決型のデジタル世代は
紙の辞書は持ち合わせないケースも多いようです。

今週は「漢字の読み」を調べるという切り口で、
ネットを活用してどのような調べ方があるかを探ってみましょう。

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