今週は、相手にマイナスな印象を抱かせる返答についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < NGな返答(4)>
◆─────────────────────────────────◆
安請け合いと逃げ
仕事の打診を受け
「はい、全然大丈夫です」
と安請け合い。詳細を知り、ハードルの高い内容に青ざめる…
このように相手に意欲を示すつもりが、仇になることがあります。
「すぐできます」「全然問題ありません」という返答も同様で
場合によっては、軽率、いい加減と相手に映ることも。
「できません」「嫌です」というネガティブな返答もNGですが
よく確認もせずに安易に「できます」と言ってしまうのも考えものです。
逆に
「私でも大丈夫でしょうか」
「経験がないので、自信がありません」
「ご迷惑をかけることになるので、遠慮しておきます」
という消極的な返答も、相手は戸惑います。
「○○については未経験ですが、△△については実績があります。
ベストを尽くして対応しますので、よろしくお願いします」
「◇◇◇の点がクリアできれば、問題なく対処できます。
ご満足いただけるよう、精一杯対応いたします」
このように、事前に気になる点を挙げたうえで
前向きに対応する姿勢を伝えると、相手も安心できます。
100%条件が揃うということは稀。
良い条件ばかりでなく、好ましくない条件もセットになったた状況で
どう対処していくか。
そのようなときこそ、自分の実力、力量が試されています。
むやみ大風呂敷を広げるのではなく、かといって萎縮せず
できること、できないことをきちんと説明し
現実的に、誠実に受けとめる対応力が、自分への信頼につながります。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
読んだら旅に出たくなる本「空飛ぶ野菜ソムリエ 世界の旅ごはん」。
神垣が企画・編集を担当しました。
7冊目の著書「仕事で差がつく言葉の選び方」刊行。
ビジネスに使える大和言葉を紹介しています。
「まぐまぐ大賞 2017」ジャンル別賞の知識・ノウハウ部門で5位に入賞しました!
取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室