今週は「社内でしか通用しないメール作法」についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 <社内しか通用しないメール作法(3)>
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定型化した言葉遣い
「社内でしか通用しないメール作法」で最も投稿が多かった
「言葉遣い」についての事例や疑問の続きです。
<読者からの投稿-1>———————————————
会ったことやメール交換がない方から「お世話になってます」
と来たときは驚きましたが、
これは一種の「拝啓」の代わりらしいと知りました。
「よろしくお願いします」を連発する人がいますが、
何かよい代わりの言葉がありましたら、メルマガで教えてください。
(Annaさん 30代 会社員 女性)
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メール冒頭の「お世話になります」は、
一種の習慣、常套句としてスルーすることもできますが、
私は初めてメール送信する相手や、会ったことのないかたへは
「このたびはお世話になります」
と「このたび」を添えて違いを出しています。
「よろしくお願いします」については
それに代わる言葉というより、バリエーションですが
何について「よろしくお願いします」なのかを具体的に書くと変化が出ます。
「ご検討のほど、よろしくお願いいたします」
「ご確認をお願いします」
といった具合です。
バックナンバーも参考にしてください。
昨日、ご紹介した「おつかれでしょう」
について、下記のメールをいただきました。
<読者からの投稿-2>———————————————
あの頃、電電公社の長距離(東京~福岡)同軸ケーブル伝送路が
広島まで開通したばかりでした。
高校卒業入社したばかりの尾道電話局市外線路課では、
東は笠岡まで、西は西条までの地下埋設同軸ルートを
1日ごとにパトロールしていました。
そのころの挨拶が「おつかれでしょう」でした。
いま週一回、ある事務所のボランティア宿直をしていますが、
この挨拶を愛用しています。
(T.Oさん 68歳 電電公社OB 男性 )
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「おつかれでしょう」について投稿してくださったsiraganekoさん
の職場は尾道市の隣の福山市とのことでした。
地域柄、何か関連があるのかもしれませんね。
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