今週は、読みやすいメールを書くポイントについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < メールの文章(3)
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                             表現の工夫

メールの冒頭の決まり文句に「お世話になります」があります。

ですが、初めてメールを送信する相手には少々違和感があるので
「このたびはお世話になります」
を使うようにしています。
もちろん「初めまして」から始めてもいいですよね。

結びの常套句に「よろしくお願いします」がありますが
「ご確認をお願いします」
「ご対応をお願いします」
「ご連絡をお願いします」
と、「よろしく」の代わりになる言葉を当てはめると
バリエーションが広がります。

相手からの返信がほしい時の定番フレーズは
「ご返事をお待ちしております」
ですが、状況によって次のような言い換えもできます

「お早めにご返事をいただけるとうれしいです」
「2月27日までにご返信をお願いいたします」
「特に問題がなければ、返信はご無用です」

表現を工夫するというのは、目を引く言葉や斬新な表現ばかりではなく
よく使う言葉に別の言葉を添えて、その時々で変化をつけるだけでも
印象が変わるものです。

服装でいえば、定番の一着にコーディネートで変化をつけて
着まわす感覚と似ています。

同じ意味の言葉を表現を変えて使うのも一つの方法です。
この文章でも、「決まり文句」「常套句」「定番フレーズ」と
言い回しを変えています。

同じ表現が繰り返されるとくどく感じられることもあるので
このように別の表現に言い換えたら…と常に意識しておくと
語彙が増え、文章に変化が付けられます。

(参考)表現の工夫に、類語辞書の活用をおすすめします。
▼goo類語辞書

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