今週は、訃報に関するメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 悲しみのメール(2)
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                         訃報を知ったあと 

 親や兄弟など、相手の近しい人の訃報を知ったあと
 メールのやりとりをするような場合
 何かひと言、言葉をかけるとしたら……

 「元気を出してくださいね」
 「一日も早く元気になってください」
 といった、励ましの言葉は差し控えた方がよいでしょう。

 他人が思うほど、簡単に気持ちが切り替わるものではなく
 相手の悲しみを癒すことにはならないからです。

 それよりも、常套句ではあっても
 「このたびはご愁傷様です
 「このたびは、お悔み申しあげます
 といった言葉をかけるに留める方が適切でしょう。

 懇意な相手であれば
 「お辛いことでしょう
 と相手の気持ちを思いやる言葉をかけることも。

 いずれにせよ、どんなに言葉を重ねても
 相手の悲しみにとって代わることはできません。

 多くを語らず、お悔やみの言葉をかけるだけとし
 伝えるべき用件に入っていく方がよいと考えます。

 取り急ぎの用件がないのであれば
 本人が落ち着きを取り戻すまで
 そっとしておいてあげるのもひとつではないでしょうか。

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