今週は、訃報に関するメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 悲しみのメール(4)
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                         遺族にかける言葉 

 近親者の中でも、祖父母にあたる人が
 100歳近い、あるいはそれを超えるといった
 いわゆる「大往生」を遂げたようなケースも珍しくなくなってきました。

 遺族へのお悔やみの言葉として

 「大往生でしたね(いらっしゃいましたね)」

 という言い方がありますが、これはNG。

 「亡くなった祖母は102歳で、大往生でした

 のように
 遺族側が亡くなった親族に対し使う言葉であって
 遺族でない人が使う言葉ではないからです。

 ほかにも、遺族が

 「祖父は天寿を全うできました

 と言うのは差し支えありませんが
 遺族に対して

 「おじい様は天寿を全うされましたね」

 と言うのは適切ではありません。

 「大往生」や「天寿を全う」というフレーズは
 遺族側が使う言葉であり
 遺族に対して使う言葉ではないことを覚えておきましょう。

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 【しごび】 の お す す め
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