今週は、長い文章を簡潔にまとめる練習です。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 長い文を短く!(4)
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                            推敲する

 今週は例を挙げながら
 簡潔に文をまとめる練習をしていきましょう。

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  私自身は、
  行動を行う体と、言語表現を行う口と、
  精神作用をなす心をしっかり鍛えていき、
  周囲の人々から信用を得て、
  「田中の言うことだから間違いない」と
  周囲の人から思われるようになり、
  上司や同僚からも信頼されるようになりたいと思います。
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 所信表明のような内容の上記のメールには
 長文になりやすい要素がてんこ盛りです。例えば…

 「~を行う」「~ようになる」という言い回しは
 文を書いていると、繰り返し使ってしまいがちです。

 しかも、文の初めにある
 「行動を行う」は重複した表現。

 「行動を行う体と、言語表現を行う口と、
  精神作用をなす心」は「心技体」に
 ひとまとめにできます。

 「周囲の人々から信用を得て」
 「周囲の人から思われるようになり」
 「上司や同僚からも信頼されるようになりたい」
 の3つの文も、結局、同じことを述べているにすぎません。

 このような場合も文意をまとめられますね。

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  私自身は、心技体をしっかり鍛え
  「田中の言うことだから間違いない」と
  上司や同僚から信頼されるようになりたいと思います。
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 このように、意味や言い回しの重複を整理すれば
 ほぼ半分の文字量にまとめることができます。

 一度、文を書きあげた後
 「推敲」すると、まとまるのある簡潔な文に
 仕上げることができます。

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