今週は、正確に相手に伝わる表現法についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < はっきり書くには?(2)>
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「5W2H」を意識
今週は、自信を持って、はっきり相手に伝えるための
表現の仕方について取り上げます。
前回の配信で、相手を不安にさせるNGワードの一つとして
「多分」を取り上げました。
神垣あゆみブログ
神垣あゆみブログ
編集者・ライター・【絵のわ】講師 主にメールマガジン【仕事のメール心得帖】のバックナンバーを掲載しています。線画ワークショップ【絵のわ】の情報も。
「多分」をはじめ
「おそらく」「だいたい」「できるかどうかわかりませんが」
という推測の域を出ない表現をはっきりさせるには
「5W2H」を意識し書くことです。
「多分、大丈夫だと思います。」に代わって……
いつ(When):本日17時までに提出します。
どこへ(Where):本社へ送付します。
誰に(Who):佐藤さんへお願いしました。
何を(What):レジュメを30人分用意しました。
どのように(How):車で伺います。
いくら(How Much):参加費は3000円です。
といった具合に表現すると
曖昧さが消えて、はっきり分かりやすく相手に伝わりますね。
「明日、17時着で本社へ送付します」
のように「いつ(When)」「どこへ(Where)」と
「5W2H」を複数組み合わせると、より具体的に伝わります。
なんとなくといった表現ではなく
数値、対象、手段を明記して
相手がイメージできる一文を心がけましょう。