ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

今週は、メールでの断り方を考察します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法      < 断るテクニック(3)
◆─────────────────────────────────◆
相互紹介の断り方

▼ 基準を設けて対応
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メルマガを発行していると、避けては通れないのがメルマガの相互紹介の
依頼です。読者数が増えるほど、どこからともなく相互紹介の依頼も増え
てきます。

私の場合は、まず、相互紹介をする基準を設け、それに合わない依頼はお
断りするようにしています。選定基準を設けておくと断りやすいからです。

基準の一つとして挙げられるのが、読者層。例えば…

「対象とする読者があなたのメルマガと当方のメルマガとでは異なるよう
です。せっかくのご依頼ですが、相互紹介は見送らせてください」

読者層の違いは、無難に断る理由にもなります。

▼ 情報商材系はお断り
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一方的に自分のメルマガの内容、相互紹介のメリットなどを書き立ててく
るメルマガもお断りしています。情報商材系に多いパターンです。特長と
しては、

・宛名が「(メルマガタイトル)」発行人様 となっている
・「突然のメール、申し訳ありません」というような書き出し
・「一方的にお願いをするのではありません」というような文面で、無料
レポート提供やアフィリエイトによるメリットを強調

といったところでしょうか。

相互紹介を依頼する相手のメルマガの感想などは皆無で、お願い事やメリッ
トの強調が目につき、やたらと長い点が共通しています。文面からも不特
定多数の相手に濫発しているのが明らかな場合は、返信しません。

▼ 【しごび】の基準
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
当メルマガが相互紹介する場合の基準は、まず、読者のメルマガであれば、
公序良俗に反しない内容、情報商材系以外は、優先的に紹介することにし
ています。

読者数の落差を気にされる方もおられますが、私自身は気にしません。
【しごび】創刊当初、読者数がはるかに多い既刊のメルマガに助けてもらっ
てきたので、その「恩送り」と思っています。同じメルマガを繰り返し紹
介することも多いです。

私から相互紹介をお願いする場合は、まず自分が読んでいるメルマガが基
準。「読んでいる」ことが最低限のマナーと思っています。そうでないと、
感想が書けないからです。

相互紹介も数打ちゃ当たる、という考え方もありますが、私は相互紹介も
縁の始まりと思うので、読んでない相手、読めない相手との相互紹介はで
きないですね。

●このメルマガ配信時の「あとがき」はこちら

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

今週は、メールでの断り方を考察します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法      < 断るテクニック(2)
◆─────────────────────────────────◆
苦手な相手に誘われたら…

▼ 「ありがとうございます」で先制を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
社内・社外とも苦手な相手はいるもので…。困ったなと思うのが、アフタ
ーファイブのお誘い。

仕事で付き合いのある相手の場合、むげに断るのも気が引けるものです。
忙しいときに限って、誘ってくる上司への対応も気を遣います。

断り方としては、まず「ありがとうございます」で先制を。次に

「せっかくお誘いいただいたのですが、今日はすでに予定があり、
ご一緒できません」

「残念ですが、今日は習い事に行く日になっていて参加できません」

と、理由を挙げて丁寧にお断りします。

「今日はちょっと」「その日はどうも…」とあいまいな返事では、相手は
勘違いして再度誘ってくる可能性がありますし、場合によっては気分を害
することも。

▼ 「ごめんなさい」であとを断つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「せっかくお声をかけていただいたのに、○○○で忙しくしておりまして、
ご一緒できません。ごめんなさい」

と、「ごめんなさい」「すみません」を最後に持ってくると、断りの意が
強まります。○○○には、仕事、習い事、資格取得の勉強など、説得力の
ある理由を。

仕事にかこつけてしつこく誘いがある場合は

「仕事のことでしたら、就業時間内にお願いしていいですか」

という対処法も。

逆に、誘われてうれしい相手に、どうしても断らなければならない場合は、
最後に「次回はぜひご一緒させてください」「また声をかけてくださいね」
と次につながるひと言を。

もっと具体的に「明日でしたらご一緒できるのですが、残念です」「来週
は手がすきますので、良かったら声かけてくださいね」と、相手が声をか
けやすい状況を伝えて、意思表示しておくとよいでしょう。

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

今週は、メールでの断り方を考察します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事の メ ー ル 作 法                < 断るテクニック
◆─────────────────────────────────◆
知り合いからの勧誘

▼ 理由を述べて断る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なまじ知っている相手からの勧誘は断りにくいものです。

ピシャリと強く断れば角が立ち、やんわりでは歯が立たない。だから、と
ても厄介。そんな経験、ありませんか?

「いらない」「お断り」と単刀直入に切り込むより、断る理由を説明する
と比較的スムーズです。例えば、知人が自分も使っているという化粧品の
購入を勧めてきた場合。

・「あいにく、最近、新しい化粧品を買ったばかりです。
今回は購入を遠慮させてください」

・「確かに良い商品ですが、私には少し高価すぎて続けて購入することが
できそうにありません。
せっかく声をかけていただいたのに、ごめんなさい」

・「残念ですが、すでに決まった購入先があり、他の商品は当分購入する
予定がありません」

といった具合。

「あいにく」「せっかくですが」「残念ですが」というフレーズを枕詞
(まくらことば)的に先に持ってきて、断る理由を述べるようにすると、
文章のトーンが柔らかくなります。

▼ はっきり断った方がいい場合
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
場合によっては、はっきりと断らなければならない場面もあります。

私も経験があるのですが、特に親しくもなかったかつての同級生から、い
きなり連絡があるケース。学生時代の同級生の連絡先を教えてほしいとか、
学生名簿を譲ってもらえないかという打診です。

最初は懐かしさから、昔話に花が咲きますが、途中から本題に。しつこく
電話やメールでせがまれたり、会って話そうと言われたり…。

そんな時はきっぱりと
「相手に迷惑がかかってもいけないので、今後は協力できません」
「残念ですが、学生名簿はありません(提供できません)」
と伝えたほうが、後を引きません。

仲の良かった友人が、懐かしさを装いながら名簿や連絡先を尋ねてくるの
が、実は一番がっかりします。

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む

今週は、読者からの質問にお答えします
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 読者からの質問(5)
◆─────────────────────────────────◆
書き出しのあいさつ

<質問:上司や他職種に対する書き出し>—————————-

私は看護師ですが、私の勤める病院は4年ほど前からすべて
電子カルテに変わり、他職種への連絡や院内での伝達事項も
すべてメールで済ませることになっています。

そんな中、最近スタッフからのメールで多いのが
書き出しに「毎度お世話になっております」とか
「いつもご苦労様です」という文面が結構使われていることです。

(中略)

上司や他職種に対してこのような書き出しはとくに失礼には
あたらないのでしょうか?
私だけがしっくりこない…と思ってしまっているのでしょうか?

—————————————— 読者 H.M 様からの質問

▼ 「ご苦労さま」と「お疲れさま」の使い分け
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
上司に対しては「ご苦労さまです」ではなく「お疲れさまです」が適切で
す。

これまでも書いてきましたが、「ご苦労さま」は目上の者から目下の者へ
かけるねぎらいの言葉。ですから、部下に対しては「ご苦労さまです」で
構いません。

私は仕事を一緒にする他業種の人に対しても「お疲れさまです」を使いま
す。仕事の指示など、メールのやりとりが頻繁な相手に使うことが多いで
すね。

「毎度お世話になっております」は、通常、社外の人宛てに送るメールの
常套句。社内では基本的に使いません。H.Mさんの職場では、このあたりが
混同されているのかもしれませんね。

▼ 相手や状況に合わせて変化をつける
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メーリングリストなどで気心が知れた相手には、「神垣です」と冒頭から
名乗り、用件にすぐ入ることも。メールのやりとりの頻度、相手の上下関
係や親密度により、くだけた文面や省略していいあいさつもありますね。

逆に、相手の状況をある程度知っている場合は、「昨日はお疲れさまでし
た」「昨日は大変でしたね」「大丈夫でしたか」といった一歩踏み込んだ
書き出しができます。

労をねぎらうばかりでなく、「ご助言いただき、ありがとうございました」
「教えていただき、助かりました」といって感謝の言葉が書き出しにきても
感じのいいものです。

社内で慣習化している言い方は、おかしいなと思っても急には変えづらい
もの。自分が出すメールだけでも注意して使い分けてみてはいかがでしょ
うか?

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】からのお知らせ
◆─────────────────────────────────◆

地域限定のすっごく濃い顔合わせ!

何度か告知しております、明日、開催の「あきたかたブログセミナー」!
師陣三名に加え、

コミュニティエフエム曲のエフエムななみ
広島修道大学の川名先生

もご参加です!
い、いつの間に…はっきり言って「お祭り」状態です。

まだ少し席に余裕があるようですので
広島市内近郊の方も、この機会をお見逃しなく!

講師ってことを忘れるほど、私自身がものすごく楽しみです!

記事全文を読む
今週は、読者からの質問にお答えします
◆────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 読者からの質問(4)
◆────────────────────────────◆
良い文章を書くには

<質問:良い文章を書くための訓練>——————————–

よりよいメール(文章)を書く鍛錬・訓練はどのようにできるのか、
神垣さんのご経験を含めてご教示戴けると、参考になります。

—————————————— 読者 Y.F 様からの質問

▼ 伝えたいことは何かをはっきりさせる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
質問をくださった読者のかたは、親しい男性に「君の言うことは話が飛ん
だり、話題がすり替わってしまい疲れる」と指摘されたのだとか。

私も言われます、夫から。親しい相手、気を許している相手には、思いつ
くままにあれもこれもと話題を広げて話してしまうのは私も同じ。女性は
男性より、そういう傾向が強いのではないでしょうか。

話変わって、私が駆け出しのコピーライターだった頃の話。

師匠からよく指摘されたのが「感覚で書くな」ということでした。思いつ
くまま感じたままに書くのが広告のコピーと思っていた私は、ことあるご
とに注意されたものです。

その広告で誰に、何を伝えるのか、コンセプトをはっきりさせ、ビジュア
ルとともにメッセージをどう伝えていくか組み立てていくものだというこ
とを叩き込まれました。

文章の書き方も感覚で書かず、伝えたいことは何かをはっきりさせること
が、最初の一歩という気がします。

▼ 想像力と客観性
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
良いメールや文章というのは、難しく書いたり、華麗な表現を使うことで
はありません。伝えたいことが誰にでもきちんと分かること、これに尽き
ます。

問われた時、相手が何を知ろうとしているのか、をまず考えてみる。
逆に伝える時は、一番言いたいことは何で、どうしたら分かりやすく相手
に伝わるか考える。そのために必要となってくるのが、一つは想像力。
もう一つは、客観性です。

想像力を養うには読書が一番の近道です。客観性を養う有効な手段は書く
ことです。暇を見つけて小説を読む、毎日数行でも日記をつける、という
作業を繰り返し、続けていくことです。続けることが力になります。

ただ書くのではなく、読まれることを意識して書く。これが重要で、ブロ
グは読み手を意識して書くにはいいツールだと思います。

▼ 困ったチャンにならないための自衛策
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
大切なポイントをもう一つ。

あなたを客観的に見てちゃんと意見してくれる異性を持つこと。

自分で自分のことは案外見えてません。耳の痛いことでもきちっと指摘し
てくれる異性の存在はとても貴重。年齢を重ねるほど、陰で笑われること
はあっても、面と向かっては誰も何も言ってくれなくなります。

「ちょっと間違ってるんじゃない?」「もっと言い方があるでしょ」と指
摘してくれる身近な異性を大切にし、聞く耳を持つこと。勘違い女、裸の
王様にならないための予防線です。

記事全文を読む
今週は、読者からの質問にお答えします
◆────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < 読者からの質問(3)
◆────────────────────────────◆
改行について

<質問:改行の目安>————————————

私はメールを書く時に行間について悩みます。
話を変える時に、1行あけるとか、文章を1行おきに書くとかです。

しごびは行の空間がすごく上手だと思って感心しています。
何かアドバイスありますか?

—————————— 読者 M.I 様からの質問

▼ なぜ、改行が必要か
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
通常、文章を書く場合、段落の最初の一行目を一字分下げて書きます。
こうすることで、段落ごとの区切りが分かり、読みやすくなるからです。

メールの場合は、「段落の最初の一行目を一字分下げ」る代わりに、文の
まとまりや改行する際に一行あけるのが一般的です。

書籍など紙の上の活字は、行間が適度にありますが、メールの場合、一行
と一行の間隔が非常に詰まっています。ですから、一行目を一時下げるよ
りも、一行空けて区切っていく方が読みやすいため定着したと思われます。

改行のリズムとしては、三~四行ごとくらいに区切るのが適切ではないで
しょうか。

私も以前は五~六行ごとに行間を空けていましたが、メールを読み慣れて
くるとそれでも圧迫感を感じるようになりました。

▼ 区切るポイント
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メールを書くとき、三~四行で文章がひとまとまりになるよう心がけて書
くようにすると、自然にリズムが身につきます。あるいは、最初に改行せ
ずにざっと文章を書き、読み返しながら改行を入れていくという方法もあ
りますね。

私はこのメルマガを書くときは、敢えて強調したい一文を一行に収め、改
行することもあります。

特別な規定はありませんが、自分がメールを読んで読みやすい改行のリズ
ムを基準に持つと良いのではないでしょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お申込は本日が締め切りです!【あきたかたブログセミナー】3月18日開催。
★詳細はこちら⇒ http://akitakata.com/blog/2006/03/06-090553.php
─・───────────────────────────────・─

記事全文を読む