今週は、文章を書くために必要な読むことについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 書くことと読むこと >
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読むことで書けるようになる
以前にも書いたことがあるのですが
このメルマガを創刊した4年前から現在まで
読者のかたからいただくメールの質は年々高くなっています。
中には、そのまま例文として当メルマガで
紹介したくなるような美しい表現や心遣いのあるメールも少なくありません。
メールやブログが普及して「書く」機会が圧倒的に増えたことで
ライターや作家でなくても
一般的に文章の質が向上してきているのを実感します。
▼ 意識することで鍛えられる
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メールに限らず、文章は
単に書くだけでなく、きちんと相手に伝わるように意識して書くこと
そして、それを続けることで鍛えられ、自ずと上達していきます。
意識して書くことと同じくらい
文章の上達に役立つのが読むことです。
これも、ただ読むのではなく
問題意識を持って読むことで、自分にはない表現や語彙を増やしていけます。
単純に「こういうときはどのように書いたらいいのだろう」
という疑問があり、それを解決したいという意思があれば、
新聞、雑誌、Webサイトで目にする文章を読むときも、
疑問に思う点を意識して読むようになります。
メールでも、感じの良い表現や美しい日本語に触れると
お手本にして自分もそのようなメールを書いてみよう
と思うのではないでしょうか。
読むことと書くことは表裏一体。
よく読むことで、よく書けるようになるのです。
「よく」とは、すなわち、より良くなるために意識すること。
今週は、伝わる文章を書くために必要な
「読む」ことについて取りあげていきたいと思います。