今週は、相手にマイナスな印象を抱かせる返答についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < NGな返答(4)
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人のせい

「部長からそうするように言われたので…」
「担当者がそう言っていたので…」

自分の担当業務なのに、人の名前を出して言い訳するのは
見苦しいものです。

自分に不利な状況に立ったときほど人に責任転嫁せず
「私」のことして受けとめ、迅速に対処するほうが
たとえ失敗やトラブルになっても、挽回の余地があります。

なぜなら、ピンチのときの対応も人は見ているからです。

特にチームで複数の部署や専門業者が集まって仕事をしている場合
取り仕切る人間が自分の対応力のなさを棚に上げ
進行の遅れなどを客先や業者のせいにするには
みっともないだけ。チームの士気にも影響します。

仕事はお金以上に信頼関係で成り立つもの。

複数の人が絡む仕事ほど、中に立つ人が
自分のこととして心を砕き、自ら動かなければ
次に声をかけても、誰もついてきてくれなくなります。

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今週は、相手にマイナスな印象を抱かせる返答についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < NGな返答(3)
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                        「どっちでもいい」

「AとB、どちらを希望しますか?」という問いに
「どっちでもいいです」という返答。

「どっちでもいいです」は「どうでもいいです」と答えているのと一緒で
問いに対する適切な答えになっていません。

迷って結論を出せない
考えたうえで、AとBいずれでも構わないというときも
「Aは○○○で、Bは△△△なので、どちらでもよいです」
「AもBも対応できるので、どちらでもよいです」と
どちらでもよい理由を述べると、相手も納得できます。

先日述べた「嫌だから」と同様、「どっちでもいいです」も
その場のノリや感情だけで返答している印象があり
“無責任な人”と捉えられてしまうことも…。

ビジネスメールでは、嫌な理由、どちらでもいい理由を
きちんと説明できることも
相手とのやりとりをしていくうえで
必要なことではないでしょうか。

 
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今週は、相手にマイナスな印象を抱かせる返答についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法               < NGな返答(2)
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                           「バカだから」

「なぜ、前職を辞めたのですか?」
「なせ、そのプロジェクトは途中で終わったのですか?」
という問いに
「経営者がバカで…」とか「担当がどーしようもない人で…」
と、いきなり悪口モードの返答。
これはいただけません。

個人的なうっぷんや批判をぶちまけて
本人はすっきりするかもしれませんが、
それを聞かされたり、読まされたりする方はいい気持ちはしません。

特に、メールは残るものなので、いつなんどき
回りまわって悪口の対象になった本人の目に触れるとも限りません。

それ以上に、不用意に人の悪口や中傷を書いたり、口にしたりしていると
「あ~、この人は誰のこともこうして悪く言っている人なのだな」
と思われるでしょう。

私情が混じった悪口ほど、
自分で自分の評価を下げるものはありません。

客観的に自分を見つめることができないことを
露呈しているようなものですから。

「ここだけの話」というのは、実はあり得ず
口止めしたとしても、知らないうちに尾ひれが付いて広がっていくもの。
むやみやたらに人の悪口や批判はしないことです。

 
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今週は、相手にマイナスな印象を抱かせる返答についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法                  < NGな返答
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                            「嫌だから」

最近あった出来事で、困った事例があります。

ある運営委員の次期役員候補に名の挙がった人に
役員を引き受けていただけるかどうかの打診をした際
「できません」という断りの返答がありました。

ここまでは想定内だったのですが、断る理由を尋ねたところ
「嫌だから」。

確かに、誰もが進んで引き受けたい役ではないのですが
大人が挙げる理由としてはあまりにも稚拙で、
唖然としてしまいました。

断りの理由で困るのが「嫌いだから」とか「嫌だから」という
感情に基づくものです。

正直な本人の気持ちなのかもしれませんが
「役員の仕事が負担になりそうだから」とか
「役員に選出されるような器量はないので」とか
「嫌と思う」理由が何かしらあるはず。

それを具体的に教えてもらえば
今後の運営委員の選出にあたり
どういう点が会員にとって抵抗があるのか、疑問に思われているのかを
知ることができ、今後の役員選出の際の改善策にもなったのですが…。

今週は、このように
問われている内容に対して
取り付く島のない「NGな返答」について取り上げます。

 
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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 読者からの質問(4)>
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現在形にする理由

旅行会社勤務のかたからいただいたメールです。

<読者からの質問>————————————————

ところで、「ありがとうございます」って過去形はいいのでしょうか?

わたしはあまり気にせず、予約いただいた際など最初の案内などには、
「ご予約ありがとうございます」。
最終案内など手続き最後のメールなどお送りするときは
「この度はご予約ありがとうございました」と過去形が多いように
思います。

正直、わたしはあまり意識して変えていません。
でも、先日デパートに勤務している知人から、
勤務先では「ありがとうございました」
とこちらから、商売を打ち切るような過去形は絶対使わない
と言われ、考えてしまいました。

業種の違い、接客言葉とメール作法、異なる場合はあると思いますが、
また、お暇なときにでも、神垣さんの考え、教えてくださいね。

(読者 Qさん)
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感謝の言葉「ありがとう」を現在形で書くか、過去形で書くか
当メルマガで取り上げた際、(2008年12月24日配信 VOL.961
その後も読者のかたから、さまざまな反応がありました。

実際、私自身も常に「ありがとうございます」と現在形で
書いているわけではなく

上記のQさんのように、仕事や出来事が完了した際や
過去の物事に対するお礼では
「ありがとうございました」を使います。

ただ「この場合、どっちがいいかな~」と迷うときは
現在形を意識的に使うようにしています。

その理由が、まさに上記にある百貨店勤務のかたのご意見
「ありがとうございましたと、こちらから商売を打ち切る」
感じがするからなんです。

「商売」というのを「縁」と言い換えてもいいでしょう。

「~ました」というのは“終わり”を感じさせる言葉です。
結構、小さいことが気になる(気が弱い?)私は、
「ありがとうございました」と書くと
「これっきりで終わり」という気がして
なるべく現在形で書くように意識しています。
特に仕事関係のメールは。

「ありがとうございます」の方が
次につながる感じがするからです
(ある種、自分への暗示みたいなものですが…)。

▼ 現在形で“今”の感情を伝える
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「ありがとう」以外にも過去形より現在形を意識的に使っているのが
「申し訳ございません」「すみません」という謝罪の言葉。

読者のかたからも同じ意見がありましたが、
「申し訳ございませんでした」「すみませんでした」と
過去のことにせず、今の気持ちとして
現在形を使うほうが、相手に伝わるからです。

感謝の言葉も謝罪の言葉も
現在形を使うのが正しいということではなく

現在形にすると、よりリアルに“今”の感情を伝えやすい
だから、意識して使っている

というのが私の考えです。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 読者からの質問(3)
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会社の習慣

<読者からの質問>————————————————

メールの宛先の記載についてですが、
私の勤めている会社の客先で、変わった表現の仕方があります。

メール文の始めに相手の名前を記入しますよね?
その時( )括弧付けするんです。

たとえば私宛のメールでは文頭に(田中)と苗字が書かれています。
しかも、ぱっと見は呼び捨て!

いくら相手がお客さんと言っても呼び捨てはあまりいい気はしないので、
やんわりとこの記載の意味を確認したところ、
どうやらそこの会社では「様」の代わりに
名前に( )括弧付けをするらしいのです。

これ、絶対その会社だけの文化ですよね?
神垣さんは、このような「社内だけにしか通用しないメールの作法」って
何か他にご存じですか?

(読者 H.Tさん)
——————————————————————

その会社や職場でできあがったルールというのは
確かにあると思います。

でも、上記のケースは
社内で適用する分にはいいかもしれませんが
社外の人宛てにも名前に括弧付けだけというのは
どう考えても失礼と思うのですが…。

その会社の幹部や経営者は
対外的にも宛名がカッコ書きだけで済まされていることを
ご存知なのでしょうか。

上層部は知らないまま、現場で自然発生したルールが
そのまま適用されているということがよくあります。

社内や職場内で、メールのルールをチェックしてみることも
必要かもしれません。

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