今週は、文字の打ち間違いの傾向と対策についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 打ち間違いにご用心(3)
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                          入力間違いの対策

今週は、「打ち間違い」の傾向と対策を考えています。

打ち間違いの原因として考えられる 次の2つのケース
1)変換間違い
2)入力間違い

2番目の「入力間違い」はこんなときによく起こります。
・急いで入力したとき
・入力のスピードが速い
・言葉そのものを間違えたまま覚えている

慣れないパソコンを使うときや
携帯メールの場合は、ボタンが押しづらいなど
ほかにも原因はいろいろ考えられます。

急いでいたり、入力スピードが速過ぎたりするような場合は
読み返して、打ち間違いを正すことで解決できます。

言葉そのものを間違えて覚えている場合は
適切な文字として入力できないことがあります。

例えば
「原因(げいん)」という言葉を入力したくても
読みを「げいん」と覚えていたら
「原因」の文字は出てきません。

このような間違いとしては…

一応  ×いちう  ⇒ ○いち
尚早  ×そうしょう ⇒ ○しょうそう
場合  ×ばい   ⇒ ○ば
通り  ×とり   ⇒ ○と
雰囲気 ×ふいんき  ⇒ ○ふんい

などがあります。

入力しても、想定する文字が出てこないときは
読みに間違いがないか、確認してみましょう。

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今週は、文字の打ち間違いの傾向と対策についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 打ち間違いにご用心(2)
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                          変換間違いの対策

今週は、「打ち間違い」の傾向と対策を考えていきたいと思います。

打ち間違いの原因には、次の2種があると昨日、述べました。
1)変換間違い
2)入力間違い

例えば、こんな感じです。

1)変換間違い
・「たぎょうかい」⇒ ○業界 ×業界

2)入力間違い
「おれい」のつもりで「いれい」と入力し
「お礼」が「異例」となる。

1)変換間違い のよくあるケースを挙げてみましょう。

ようけん ⇒ 用件 要件
・用件は、用事、なすべき仕事   例)用件を済ます
・要件は、大切な用事、必要な条件 例)要件を満たす

けっさい ⇒ 決済 決裁
・決済は、商取引で決まりをつける     例)手形の決済
・決裁は、責任者が案件の採否を決めること 例)社長の決裁

しょうかい ⇒ 紹介、照会
・紹介は、引き合わせる、取り持つこと 例)知人を紹介
・照会は、問い合わせること      例)取引の照会

ほかにも「保証、保障、補償」「健診、検診、検針」など
うっかり変換を間違ってしまう語が多くあります。

変換候補に挙がった語のどれを選んでよいか分からないときは
辞書サイトで確認するなど、自分で語の違い調べることをお勧めします。

私はパソコンのそばに共同通信社の「記者ハンドブック」を置いていて
違いを確認するようにしています。

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今週は、文字の打ち間違いの傾向と対策についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < 打ち間違いにご用心
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その原因

「きんかんにっしょく」と入力しようとして
「金日食」あるいは「金日食」となってしまった……

はい、それは私です。
(最初は「金柑一色」に…)。

ここで懺悔しますが
「読書」を何度か「読者」と打ち間違えたままメルマガを配信してしまい
メールやフェイスブックで読者から指摘を受けた過去もあります。

ほかにも挙げればきりがないほど。
20年以上キーボードを打ち続けているのですが
打ち間違いだけは未だ、解消できません。

読み返しても気づかないというのが
一番たちが悪いですね。後で落ち込む最大の原因です。

打ち間違いの原因としては
1)変換間違い
2)入力間違い
の2種が考えられます。

例えば、こんな感じです。

1)変換間違い
・「たぎょうかい」⇒ ○業界 ×業界

2)入力間違い
「おれい」のつもりで「いれい」と入力し
「お礼」が「異例」となる。

笑って済む打ち間違いならよいのですが、
意味がまったく違ってしまったり
相手に不愉快な思いをさせてしまう事態も招きかねません。

今週は、恐怖の「打ち間違い」について
その傾向と対策を考えていきたいと思います。

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今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールの敬語(5)
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 「伺ってください」

聞き覚えて、正しいと思い込んでいる敬語が
実は間違っていたということがあります。
間違いやすい敬語を今週は取り上げてご紹介してきました。

 ————————–
 窓口の者に伺ってください。
 ————————–

うっかりすると、してしまいがちなこの間違い。

「伺う」は、「聞く」「尋ねる」の謙譲語です。
謙譲語の主語は「自分」ですから
相手が主語である上記の文例で使うのは適切ではありません。

「お伺いください」というのも間違った表現です。

 ———————————-
 窓口の者にお尋ねになってください。
 ———————————-

元の言葉「聞く」「尋ねる」に尊敬表現の「お~になる」を使い
「お尋ねになる」とします。

敬語の間違いには、このように尊敬表現と謙譲表現の取り違えが
よく見られます。
「敬語の公式」として下記を覚えておきましょう。

 ・相手の行為 ⇒ 尊敬表現「お~になる」「ご~になる」

 ・自分の行為 ⇒ 謙譲表現「お~する」「ご~する」

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今週は、間違いやすい敬語の使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < メールの敬語(4)
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                         「あられましたら」

聞き覚えて、正しいと思い込んでいる敬語が
実は間違っていたということがあります。
間違いやすい敬語を今週は取り上げてご紹介します。

 ——————————————————
 ○○のスタッフさんと会われたことはありますか?
 もし、あられましたらどんな方々だったか教えてください。
 ——————————————————

上記の文例の問題点は「あられましたら」です。

「ある」と尊敬表現「~られる」を組み合わせているわけですが
さらに「~ましたら」が付いているので、妙な敬語の文章になっています。

この場合は、もっとすっきりと
「おありでしたら」
とします。書き換えてみましょう。

 ——————————————————–
 ○○のスタッフの方とお会いになったことはありますか?
 もし、おありでしたら、どんな方々だったか教えてください。
 ——————————————————–

「スタッフさん」のように、普通名詞や会社名、店名などにも
やたらと「さん」を付ける傾向が見られますが
この場合は「さん」を「~の方」と書き換えました。

「会われた」でも差し支えありませんが
「お会いになった」という敬語表現も覚えておくとよいですね。

「もし、おありでしたら」は
「もし、そうでしたら」という書き方もできます。

ざっと文章を書いた後、読み返してみましょう
(このとき、声を出して読むと、より良い)。

読み返して、流れが悪いと感じる部分を、
別の表現に書き換える習慣をつけると
文章の上達が早いです。

<追記>

「あられる」は、目にするより耳にすることが多いです。
 ラジオ、テレビ、Clubhouseなど、音声で聞くことが多く、
 とっさの一言として発している人が多いという印象を受けます。

 相手に敬意を払おうとする気持ちの表れであっても
 結果的に誤った敬語を使っているのは残念なことです。

 
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いよいよ来週、5月24日(木)から始まります!

メールでのコミュニケーション力(りょく)を
つけるための入門講座です。

全3回。19:00~20:30(90分)
新入社員・学生のかたにお勧めの内容です。

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 【 仕事で差がつく! ビジネスメールの書き方講座 】
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<入門編> 
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【 当講座のほか、基本編、ステップアップ編も開催 】

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今週は、間違えやすい敬語の使い方についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < メールの敬語(3)
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                     「存じあげさせていただく」

聞き覚えて、正しいと思い込んでいる敬語が
実は間違っていたということがあります。
間違えやすい敬語を今週は取り上げてご紹介します。

 —————————————————————–
 昨日、はじめて佐藤さんの会社のことを存じあげさせていただきました。
 —————————————————————–

「これでもか!」というほど敬語が過剰に使われた一文です。

気持ちは分からなくもありませんが、これでは過剰というより、
濫用に近いかも…。

「お名前は存じあげております」という用法から
謙譲語の「存じあげ」という言葉を使ったのでしょうが

その後に、さらに謙譲語の「~させていただきました」が続いているため
ますますおかしなことになっています。

この場合、むやみに謙譲語を使う必要はありません。

 ———————————————–
 昨日、はじめて佐藤さんの会社のことを知りました。
 ———————————————–

それまで知らなかったけれど、「昨日、はじめて知った」という事実を
伝えればよく、自分の「知る」という行為をへりくだって言う必要は
ありません。

謙譲語を使えば、とりあえず丁寧になる、敬語らしくなる
と使っているのだとしたら、要注意です。

 
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