今週は、うっかり誤って使いやすい表現についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < 間違いやすい表現(3)
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                           「敷居が高い」 

「初心者にはちょっと敷居が高い店ですね」

という使い方をしますが
上記の文例の「敷居が高い」の本来の意味は
相手に不義理をしたり、面目ないことがあって、
その人の家に行きにくくなること、相手に合わせる顔がないこと
を指します。

会うのが気まずいので
相手の家の敷居をまたいで中に入るのがおっくうな気持ちを
「敷居が高く」感じると表現しているのです。

したがって、文例のような
高級過ぎて「行きにくい」とか、「とっつきにくい」といった
意味での使い方は誤用になります。

「敷居が高い」という表現は

「長く連絡を取っていないので、あの客先に行くのは敷居が高い

といった使い方をします。

本来の「顔を合わせるのが気まずい」という意味を離れ
「初心者でも使いやすいように敷居を下げたサービスをしています」
といった表現も見られますが
敷居は容易に上げ下げできるようなものではありません。

「敷居が高い」に対して「敷居が低い」「敷居を下げた」という表現は
本来の意味を離れすぎているので、注意しましょう。

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【しごび】 の お す す め
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実は、あいさつが苦手でした、わたし。

でも、こんなふうに考えると
自分からどんどん
あいさついしていけるようになるんです。

第97号 あいさつ
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 【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
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