今週は、いわゆる“クッション言葉”についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 緩衝材になる表現
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都合を尋ねる

ストレートに書きすぎると
「冷たい」「怖い」「怒っているの?」と
誤解されることもあるのがメールの表現です。

書いた本人は、そんなつもりはなくても
書き手の表情が見えず、
文字だけで伝えるメールは
心情やニュアンスまで、相手に届かないことが多くあります。

そのようなときに
意識して取り入れるとよいのが
「緩衝材になる表現」です。
「クッション言葉」とも言われますね。

例えば、相手の意向や都合を尋ねる場合は……

「~でいいですか」「~にすれば」よりも
「よろしければ」「ご都合がよろしければ」を。

例)
× 見てみたら?
見ておくといんじゃないですか?
○ よろしければ、ご覧ください。

× 打ち合わせは、30日でいいですか?
○ ご都合がよろしければ
30日に打ち合わせをお願いします。

相手に提案するときも
「余計なことかもしれませんが」という表現より
差し出がましいこととは存じますが(思いますが)」という
表現を使うと、慎ましやかな印象になります。

このように、ストレートすぎず
ちょっとした気遣いが伝わる表現を
今週は紹介していきたいと思います。

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