今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 「お」と「ご」(5)>
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自分の行為が相手に及ぶとき
今週は、
丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
取り上げてきました。
自分の動作・行為が相手に及ぶ場合にも
接頭語「お」「ご」を付けます。
例えば
客先や目上の相手に「電話をする」場合
⇒ お電話いたします
 ̄ ̄ ̄
「連絡する」場合は
⇒ ご連絡いたします
 ̄ ̄ ̄
のように使います。
「電話をする」も「連絡する」も
自分の行為ですが、
その行為が向かう先の相手を高めるために
接頭語「お」「ご」を用います
「お~します」「ご~します」
「お~いたします」「ご~いたします」
「お~申しあげます」「ご~申しあげます」のように
後に続く言葉とセットで謙譲の意を表します。
例)
お客様をお連れします。
 ̄ ̄ ̄
厚くお礼申しあげます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ご報告申しあげます。
 ̄ ̄ ̄
とり急ぎご返信申しあげます(いたします)。
 ̄ ̄ ̄
ご説明させていただいてよろしいですか。
 ̄ ̄ ̄
ごあいさつが遅れまして
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
などがあります。
では、相手に対する敬意を表すために
接頭語「お」「ご」使うと述べました。
このように
相手のものや行為に敬意を表すために
尊敬の意を込めて「お」「ご」を使う場合と
自分の動作・行為が向かう相手に敬意を表す
場合に使う謙譲の意の「お」「ご」
があることを覚えておきましょう。
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