今週は、メールでお礼を述べる際の留意点についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < お礼のメールを考える
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                        印象に残るお礼とは?

茶道では、茶会のあとに「後礼」といって、亭主方(茶会の主催者)宛てに
礼状を送ります。もてなしに対する礼とどのような点が楽しかったかを
伝えることが、亭主の労をねぎらうことになるからでしょう。

▼ 何に対するお礼かをはっきりと
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ビジネスの場でも礼状はとても大切。
感謝のひことを伝えることで相手との距離が縮まったり、
仕事が円滑になったりするのですから、
タイミングよく、気持ちを添えて伝えたいものです。

手紙やはがきの礼状も良いものですが、
スピード重視の現代では、メールでのお礼も定着しました。

客先を訪問したり、相手に会ったりしたら、
その日のうちにお礼メールを、というのはすでに鉄則でしょう。
相手に自分の印象が残っているうちに、
メールでさらに印象づけをしておく役割も果たします。

お礼メールを送る際は、ただ単に「ありがとうございます」ではなく、
何に対するお礼かを明記しましょう。

「本日は面談のお時間をいただき、ありがとうございます」

「当社の提案をご採用いただき、ありがとうございます」

といった具合です。

件名にいきなり「ありがとうございます」と書くより、
「本日の面談のお礼」というふうに、何のお礼かをまず書き、
感謝の言葉はメール本文で述べる方が好ましいです。

 
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