今週は、メールでお礼を述べる際の留意点についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < お礼のメールを考える(5) >
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結果報告を忘れずに
質問に答えてもらった。人を紹介してもらった。
分からないことを教えてもらった。
そういう場面でのお礼メールを出し忘れていることがありませんか?
▼ 尋ねっぱなしにしない
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質問や相談をしたい。人を紹介してほしい。教えてほしい。
急いでいる時ほど、メールで打診することは多いです。
ですが、いざ相手から返信があり、問題が解決すると、
安心してそのまま忘れてしまう……ということも。
尋ねられて回答した方は
「あれからどうなったのだろうか?」と案じているものです。
聞きっぱなしにせず、
「おかげさまで不明な点が分かりました」
「○○さんに教えていただいた方法で試してみたところ、解決しました」
と、結果報告を兼ねてお礼のメールを忘れずに。
たとえ望む結果が得られなかったとしても
「残念ながら解決には至らなかったのですが、
○○さんのアドバイスはとても勉強になりました」
と、相手が力添えしてくれたことへの感謝を伝えましょう。
人を紹介してもらった時も
「○○様をご紹介いただき、ありがとうございました。
早速ご連絡したところ、快くお引き受けいただくことになりました」
というふうに、どのような結果になったかの報告を。
そんな心遣いの積み重ねが、聞きやすい、尋ねやすい関係を築いていきます。
<追記>
聞く(尋ねる)のはタダ、と、
自分が知りたいことだけ、いきなり聞いてきて、
分かったら、はい、さようなら、とそれっきりな不躾な人もいます。
スピーディで効率的かもしれませんが、
相手との関係性を無視した対応は感心しません。
「知りたいことをすぐ聞ける」関係づくりは、
常に感謝の気持ちを持つこととセットです。
一朝一夕には成り立ちません。
相手に尋ねるばかりでなく、自分も尋ねられたときは返す
「お互い様」の心構えを忘れずに。
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