今週は、気まずい状況をつくらないメール作法についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < きまりの悪いメール(3)>
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耳の痛い指摘
誉められればうれしいし、期待されればやる気になります。
ですが、調子のいい時に冷や水を浴びせる発言、耳の痛い意見をくれる人
もとても貴重。
▼ 反論? 無視? その前に…
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行き過ぎにブレーキをかけたり、はっとわれに返るきっかけをくれる大切
な存在です。年齢を重ねるほど、誰も何も言ってはくれません。
そんな苦言を呈したメール。もらった時はむっとしたり、素直に受け止め
られないこともあります。
勢いに任せて反論したり、消去してしまうのではなく、一旦その場を離れ
気持ちをクールダウンしてから、もう一度読み直してみます。
「確かに一理ある」と指摘を受け止めることができたら、感謝のひと言を。
「自分では気づきませんでした。ありがとうございます」
「ご助言くださり、感謝しています」
と気づかせてもらったことへのお礼の気持ちを伝えます。
対面や電話では、感情が先走りうまく対応できなかったり、きまりが悪い
ものですが、メールならば少し時間をおいて冷静に捉えることができます。
むっとくる指摘というのは、実は痛いところをついていることが多いです。
相手だって言いにくいはず。でも、そこを敢えて助言するのは、自分に対
する思いや期待があるからこそ。ありがたいことです。
相手の真意をくみ取り、自分のためになる苦言は素直に受け止めて糧にし
たいものです。
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