今週は、気まずい状況をつくらないメール作法についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < きまりの悪いメール
◆─────────────────────────────────一
知ったかぶりにご用心

相手は知らないだろうとあれこれ知ったかぶったメールを送ったたら、相手
は自分以上に詳しかった。そんな経験はありませんか?

相手に強く勧めたい事柄を発見した時、私はついこの失敗をやらかしてし
まいます。

▼「相手も知っているかもしれない」ことを忘れずに
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「△△町にある○○というお店をご存じですか? 家族経営の小さなお店
ですが、素材は全部有機野菜で・・・オーナーは・・・雰囲気も・・・」

などと自分が見聞したありったけの情報を書き連ね、最後に「おすすめで
すので、ぜひ一度行ってみてください」とメールを送ったら、相手は何度
も訪れた経験があり「あのお店の▽▽▽という料理はおいしいですよね」
と行き慣れた様子。後で赤面した、なんて失敗が少なからずあります。

この場合、相手は知らないという前提であれこれ余計な情報を盛り込んで
しまったのが失敗の元。

相手も知っているかもしれない、という前提で深く突っ込んで書かずにさ
らっと触れる程度にするのが得策です。

上記の場合なら
「△△町にある○○というお店をご存じですか? 先日、初めて行ったの
ですが味も雰囲気もよく気に入りました。今度ぜひご一緒しませんか」
という感じ。

最初から「語り」モードで話を進めてしまうと押し付けがましく、相手に
とってはありがた迷惑な場合も。あくまで控えめに概略程度の内容
を相手に打診し、反応をみてから詳細を語るようにするとスマートです。

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