今週は、メールをわかりやすく書き換えるポイントをご紹介します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 書き換える技術(5)>
◆─────────────────────────────────◆
行き過ぎた丁寧さ
ある情報商材の売り込みメールの一部です。
——————————————————————
アフィリエイトでご紹介していただけるという意思がおありのかた
に限定させていただき、その上でご希望の方には
ご提供させていただければ。と勝手ながら考えております。
——————————————————————
文章のパターンは、先日、当メルマガでご紹介した
1)そつのない丁寧な言葉遣い
2)唐突なアプローチ
3)こちらの返答を待たず、話を先に進める
の傾向そのまま。
http://blog.mag2.com/m/log/0000146166/108268995.html
特に気になったのが、丁寧語、敬語の使い方です。
上記の文章は一例ですが、「いただく」がやたらと使用されていて
丁寧というより慇懃無礼な印象を受けました。
——————————————————————
アフィリエイトをお願いできる方の中で希望者に限り、
ご提供いたします。
——————————————————————
という言い方でも大意は同じだと思います。
丁寧に書いている割には、ほころびも見られます。たとえば
「販売本数に応じて、『アフィリ報酬とは全く別に』当社から、
神垣あゆみ様に感謝のお気持ちとして、
下記金額を直接プレゼントさせて頂きます!」
自分の感謝の気持ちを表すのに「お気持ち」というのはおかしいです。
「さらに、最も多く販売してくれた方には、
私が発行しているメールマガジンにて、
神垣あゆみ様のコンテンツをご紹介させていただきます。」
この場合は、「最も多く販売してくださった方」となります。
敬語の類は多用すればよいのではなく、適切に使ってこそ気持ちが伝わる
のではないでしょうか。