今週は、感じのよいビジネスメールへの書き換え指南です。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 再び、書き換える技術>
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マイナスをプラスに!
今週は事例を挙げながら、メールをわかりやすく、感じよく書き換える
ポイントをご紹介します。
ネットオークションでの出品者からのメールの一文です。
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夫婦共、時間が不規則な仕事をしておりますので、協力しあってはおりま
すが、ご連絡がスムーズにいかない事があるかもしれませんので、あらか
じめ、ご理解下さいますよう、お願い申し上げます。
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上記の文は、言いたいことはわかるのですが、句点「。」が一つしかなく
読点「、」でつながっているので、読みづらく感じます。
文章の構成としては、下記の三つの柱が考えられます。
・夫婦共、時間が不規則な仕事をしている
・そのため、連絡がスムーズにいかないことがある
・すぐに返信ができない場合もあるので、ご理解いただきたい
上記の三つの柱を念頭に、適切に句点を入れて書き換えてみましょう。
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私どもは夫婦共に時間が不規則な仕事をしております。
できるだけ迅速な対応を心がけておりますが、ご連絡に多少お時間を要す
る場合がございます。
恐れ入りますが、その旨ご理解いただけると助かります。
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「ご連絡がスムーズにいかないことがあるかもしれません」と否定的に表現
するより、やむを得ず「ご連絡までに多少時間を要する場合がある」こと
を率直に伝え、そのための対応の努力をしている点も述べます。
さらに、こちらの都合で対応が遅れることの了承を得る文なので、
「あらかじめ、ご理解ください」よりも
「恐れ入りますが~助かります」と書くほうが
好印象を残せるのではないでしょうか。