今週は、基本的なメールのマナーについての考察です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールのマナー(2)
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メールで質問をする際、
2通りのパターンがあります。

漠然とした質問と、
どこがどう分からないと明記された具体的な
質問、この2つのパターンです。

漠然とした質問の場合、
自分で分からないところが分からないケースや、
とりあえず詳しい人に聞いてみようと咄嗟に質問しているケースが多いです。

件名や本文に
「○○○について教えてください」
というフレーズが使われがちです。

一方、具体的な質問は、
ある程度、自分で下調べをして
「こうしてみたけどうまくできない」とか
「自分ではこう思うのだが、別の方法があれば教えてほしい」と、
質問するポイントが絞られていて、試行錯誤した経過が分かるので、
回答もしやすいのです。

質問メールをする際に留意した方がよいのは、
相手に一から調べる手間をとらせないこと。

質問をする際、
イエスかノーで答えられるような聞き方をするのも一つのテクニックです。

漠然とした質問というのは、
質問をする本人は藁をもつかむ気持ちだったり、急いでいたりするのかもしれません。

しかし、それに回答する人は
正しく回答するために時間を費やしてしいるかも知れないことに
思いをめぐらせてみましょう。

「聞くのはタダ」ですが、
答える側の労力を最小限に留め、時間を奪わない聞き方を心掛けたいですね。

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