今週は、感じのよいビジネスメールへの書き換え指南です。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 再び、書き換える技術(2)>
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ゆったりやさしく!
今週は事例を挙げながら、メールをわかりやすく、感じよく書き換える
ポイントをご紹介しています。
打ち合わせの日程のやりとりの一文です。
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24日は取材が入っておりますので、連休前でご多忙とは存じますが、
26日もしくは27日にお時間ありましたら、お目にかかって情報交換等でき
ればと考えております。ご都合お聞かせ願えれば幸いです。
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一文に用件を複数入れてしまうと、文章自体が畳みかけるような調子にな
り、気ぜわしい印象になります。会話でも一気にまくし立てると、同じよ
うな印象を受けますよね。
用件を整理しながら、書き換えてみましょう。
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あいにく24日は取材が入っておりまして、伺うことができません。
連休前でご多忙とは存じますが、26日もしくは27日ではいかがでしょうか。
もし、ご都合がよければ、お目にかかって情報交換などできれば、
うれしく思います。ご検討の程よろしくお願いいたします。
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都合の悪い日程を知らせるときも「あいにく」「残念ながら」のような
緩衝材になる言葉を添えると「~できません」という否定表現が和らぎ
ます。
「~できればと思います」という言葉も便利でよく使いますが、
「~できれば(~いただければ)うれしく思います」と
「うれしく」を挿入すると、押し付けがましくなく希望を伝えることがで
きるので、私はよく使っています。