今週は、メールを締めくくる最後の一文についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 続・結びの文(3)>
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~まで
今週は、メールの最後に添える締めくくりの一文についてです。
「とり急ぎ~まで」というフレーズもよく使いますね。
文字通り、急ぎで用件のみ伝達する場合は、
このひと言さえあれば失礼な感じがしません。
むしろ、メールを受け取る側にも切迫感が伝わり、
「これだけは伝えたくて」というこちらの状況を読み取ってもらえる
のではないでしょうか。
「とり急ぎ、ご連絡まで」
「とり急ぎ、お知らせまで」
という一文を私はよく使いますが、
「とり急ぎ、ご報告まで」
「とり急ぎ、ご照会まで」
というフレーズもあります。
▼ 「~まで」を「申しあげます」にすると丁寧に
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「とり急ぎ」に代わる言葉としては「まずは」。
「とり急ぎ」ほど急いでいる状況ではないけれど、
これといった結びの一文が見あたらないとき、便利なフレーズです。
「まずはご報告まで」
上記の「ご報告」に当てはまる言葉には
「ご連絡」「お知らせ」「ご参考」「ご照会」
があります。
私は「まずはご一報まで」もよく使います。
この「とり急ぎ~まで」や「まずは~まで」を丁寧に書く場合は
「まで」を「申しあげます」に書き換えるとよいでしょう。
社内向けのメールの場合は、
「とり急ぎ~まで」や「まずは~まで」を使わずとも
「以上」で事足りることも多いです。
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