今週はメールのやりとりの終わらせ方についてです。
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仕 事 メ ー ル 作 法     < 切りあげるひと言(4)
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決めて終わる

「近々、一緒にランチでも」とか「打ち上げをしましょう」
という内容のメールは、やりとりが長引きがち。

いつにする? どこにする? 何時に集合? と決めることが多いので、
これらを一つずつ確認し合っていると、長々とメールが続いていきます。

このようなときは、呼びかけた人(言いだしっぺ)がイニシアチブをとって
「では、10日の12時に大手町の△△△でいかがでしょう。」と、
適当な日時や場所をある程度決めてから相手に打診するようにすると、
話が早いです。

もしくは、日程、場所など、いくつか候補を挙げて、
相手と調整していくという方法もありますね。

予定が決まったら
「では、10にお会いしましょう」
「それでは、10日にお会いできることを楽しみにしています」
とメールを結びます。

少し先の予定で、とりあえず「会う」ことだけが先に決まり、
詳細は日程が近づいてから、という場合は
「では、来週また連絡しますね」
「来週は出張なので、戻ってから改めて連絡します」
と、次に連絡することを伝えることでメールを結ぶこともできます。

余談ですが……
この手のメールのやりとりで、くせものだな~と思うのが
「今度、お昼でも」とか「いつか、飲みましょう」というやりとり。

「今度」や「いつか」と言って実現したためしはなく、
その多くが社交辞令で終わることが多いです。

ですから、私は本当に会いたい、ご一緒したいと思う相手には
「来週」とか具体的な日にちを告げて打診し、
未定を予定に換えるように働きかけます。

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今週はメールのやりとりの終わらせ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法
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予定を伝える

メールのやりとりが続いている相手に「この辺で終わりにしますね」と
いうサインを送る方法として、これからの予定を書くことがあります。

「これから紙屋町で打ち合わせです。戻り次第、メールしますね」
「15時から会議なので、席をはずします。詳細は後ほど」
「17時には戻りますので、上記の件、ご検討をお願いします」

という具合に、これからの自分の行動や状況を伝え、
パソコンの前を離れること、メール連絡ができなくなることを知らせます。

さらに、席をはずす時間、戻る時間を知らせることで、
その時間や日にちまでに相手に依頼していることや作業について
進めておいてもらうことも指示できます。

「では、6日11時にお待ちしています」

このように具体的な日時を書いてメールを結ぶと、確認にもなりますね。

しばらくメールのやりとりが続いていて、
ふっと相手からの返信が途切れた場合
「席をはずしたのだな」と想像はつくのですが、
これからの予定をひと言告げておくと
やりとりに区切りがつき、次の作業や行動に移りやすくなるのでは
ないでしょうか。

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今週はメールのやりとりの終わらせ方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 切りあげるひと言(2)
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「では」プラスアルファ

メールを切りあげるときに使われるフレーズで、よく目にするのが
「では」です。

ある程度面識のある相手や、やりとりをしたことのある人からのメールに
「では」が使われていることが多い気がします。

話し言葉の「じゃあ」に相当する感覚で、
最後に交わす気軽なひと言として使われているのでしょう。

私は「では」だけで終わるのが、唐突な気がして落ち着かないので

「では、今日はこの辺で」
「では、またメールしますね」
「では、ご連絡お待ちしています」

と、「では」の後にひと言添えるようにしています。

約束の日時が決まっているような場合は
「では、6日に」
と日にちや時間を書いて終わらせることもよくあります。

ビジネスメールの場合は、もう一歩進めて
「それでは、失礼いたします」
がスマートで収まりのいいフレーズなので、よく使っています。

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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 切りあげるひと言
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メールの終わり方今昔

当メルマガを創刊した当初、読者からよくいただいた質問に
「メールのやりとりはどこまで続けたらいいのか」というのがありました。

例えば、メールで何かお願い事をしたら、
相手から返事があり、そのお礼をメールしたら、
再び相手からお礼のお礼メールがあり……

と、やりとりがしばらく続いてしまい、
メールを切り上げるタイミングを逃してしまった。
こんなときはどうしたらいいのか?
三年ほど前には、よくそんな相談がありました。

しかし、メールがすっかり普及・浸透した現在では、
そうした相談もなくなりました。

特にビジネスメールの場合は、用件が伝わればそれでよしとし、
無駄にやりとりを長引かせないという意識が
自然に働くようになったのかもしれません。

▼ 終わったら負け!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
最近、聞いた話では、女子高生などの若い人の間では、
携帯メールで返信しなかったほうが負け、ということで
延々と返信を繰り返していくのがお約束になっているとか。

負けたくないがために、ひと言でも、一文字でも
返信し続けるんだそうです。
ゲーム感覚のお遊びなのでしょうが、
そこまでしてつながっていたいものなのか、
と不思議に思いました。

それは極端な例としても、切りあげづらいやりとりや、
どこで終わっていいのかわからないメールのやりとりというのは、
未だに発生するもの。

今週は、「これが最後のメールです」と、さりげなく伝えることができる
“ひと言”について取りあげてみたいと思います。

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