今週は、誘いや依頼を断るときのメールr対応についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                      < 断り上手なメール(2)
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                        相手への感謝を伝える

相手と気まずくならずに済む断り方の3つのポイントを
昨日、挙げました。
★VOL.1665  断るときのポイント

ひとつめのポイントが
「まずは依頼や誘いに対する感謝を述べる」です。

断るときには、まず「ありがとうございます」から始めます。

相手に申し訳ないという気持ちから、
つい「すみません」を使ってしまいがちですが、

自分に声をかけてくれた相手への感謝の気持ちを伝えることから始めると、
メール文全体の印象が変わってきます。

A)
「すみません。今回は参加できません」
「すみませんが、不参加です」

に対し、

B)
ありがとうございます。せっかくお声かけいただいたのに
今回は参加できそうにありません

いつもお声かけいただき、ありがとうございます。
残念ですが、今回は不参加とさせてください

A)のパターンでも返答にはなりますが
自分の都合を単に伝えるだけより

声をかけてくれた相手を気遣うひと言が
添えられていると、いやな気はしません。

同じ断りのメールでも
声をかけた側が好感を持つ「ひと言」の工夫をお忘れなく。

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今週は、誘いや依頼を断るときのメール対応についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                     < 断り上手なメール >
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                         断るときのポイント

誘いのメール。
うれしいけれど、どうしても都合がつかない…
そういうとき、断りのメールを返すのは気が引けるものです。

依頼のメール。
断っては次がない! と相手との関係を壊すことを恐れて
無理に引き受け、失敗。
もっと上手な断り方を知っていれば…と後悔することがあります。

断ることは、相手との関係にマイナスになると考えがちですが、
「断り方」を知っていれば、相手との良好な関係は続けられます。

相手と気まずくならずに済む断り方のポイントは3つ。

1)まずは依頼や誘いに対する感謝を述べる

2)断る理由ははっきりと。表現は婉曲に

3)断って終わりでなく、次につなげるひと言でフォローを

この3点を押さえておけば、
断りたいのに断りきれない…という事態も解消できます。

今週は、この3点を念頭に置き
文例を挙げながら
「断り上手なメール対応」について解説していきます。

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              今週は、配慮のあるメール対応ついてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ちょっとしたひと言(5)>
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                             負を正に

 相手に好印象与える、ちょっとしたひと言。

 当メールマガジンで提唱しているのが「ポジティブ・ライティング」です。

 「できるかどうかわかりません」というネガティブな表現より
 「できるだけやってみます」。

 「どちらでもいいです」よりも
 「ぜひ、お願いします」。

 「聞いてないので、できません」よりも
 「すぐに確認してみます」。

 といった具合に、
 「できない」「だめ」「という負の感情で対応するのではなく、
 「できるようにするには?」「よくするには?」と前向きに考え行動する

 それを言葉で伝える方が、相手も自分も気持ちよく、
 次のステップに進むことができます。

 「無理だから、しない」ではなく
 「できるようにするには、どうする?」と考えることが
 ポジティブ・ライティングの基本的な考え方です。

 最初から否定してかかるのではなく
 状況をプラスに好転する意識を持つことで
 相手にも「やる気」や「好意的な姿勢」が伝わります。

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今週は、配慮のあるメール対応ついてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ちょっとしたひと言(4)
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                             質問対策

 質問するときにNGなのが
 「どう思いますか?」「どうですか?」という
 あいまいな聞き方です。

「御社のCSRについては、どのようにお考えですか?」

「先日の早朝勉強会をどう思いますか?」

 という質問は、答える側としては
 深くなのか、浅くていいのか、返答の内容・範囲を
 どこまで答えればよいか、困るものです。

 質問を相手に丸投げしているのと同じで
 尋ねる方は楽ですが、答える方に少なからず負担がかかります。

 こうした質問をしないための対策は二つ。
 1)多少でも下調べをする
 2)自分の考えや意見を準備する

 質問したい事柄については、下調べをして
 「ぶっつけ本番で聞く」状態を避けるだけでも、
 実のある質問になります。

 また、自分自身はどのように考えるのか、どのような感想を持ったか
 も下準備として、考えをまとめてから尋ねるようにしましょう。

 そうすると、次のような一歩突っ込んだ尋ね方ができます。

「御社のCSR活動として、○○基金と大学と連携した△△の取り組みが
 印象的ですが、これらはいつごろから始まったものですか?」

「先日の早朝勉強会は、朝の時間を有効活用できるという点で
 私には意義深いものでした。
 佐藤さんはどのような感想をお持ちになりましたか?」

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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今週は、配慮のあるメール対応ついてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < ちょっとしたひと言(3)
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感情表現

相手に好印象与える、ちょっとしたひと言。

感情を表す表現を添えると、文章全体が和らぎ
あたたかみのあるメール文になります。

例えば
「うれしいです」
「残念です」
「ありがたいです」
といった自分の気持ちを伝える表現です。

「明日中にご返答いただけるとうれしいです」
「残念ですが、今回は見送ることにいたします」
「詳細をお知らせいただけるとありがたいです」

という具合です。
このほか、拒否や否定の表現も

「勝手な変更は困ります」

のように、「困ります」という感情表現を入れることで
「勝手に変更しないでください」と命令調にするより婉曲で
なおかつ、困惑している状況が伝わります。

話し言葉と違って、メール文にすると
表現がストレート過ぎたり、強くなりがちです。
特に依頼や注意・指摘のメールでは
感情表現をうまく取り入れて、
穏やかなメール文を意識してみましょう。

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【しごび】 の お す す め
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人のブログはほとんど読まない神垣が
毎回、必ずチェックするブログ…

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Do this or WHAT?  
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切れ味鋭く、ますます快調。

最新コラムは「スモールビジネスの始め方 1」
その前の「主観 客観 俯瞰」も良いです。

【しごび】読者の中にもじわじわとファンが増えている模様。
ぜひ、ご一読を! 読ませます。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < ちょっとしたひと言(2)
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                            相手の名前

 相手に好印象与える、ちょっとしたひと言。
 「気の利いたことを書かなくては」と構える必要はありません。

 最も簡単な方法があります。
 それは、相手の名前を意識して入れることです。

「佐藤さんのアドバイス通りにしてみたところ
 うまくできました。ありがとうございます」

「山田課長からいただいたご指摘に
 とても感謝しています」

「田中さんが教えてくださった店に
 行ってみました」

 「ぜひ、お願いします」より
 「山本さんにぜひお願いしたいのです」と書くと
 相手に強く訴えかけることができます。

 コツは、文面のポイントになるところで
 相手の名前を呼びかけることです。

 強く依頼したり、念を押したり、感謝したり…
 というメール文の要になるところで
 相手の名前を入れ、呼びかけるようにすると
 伝わります。

 メール文に限らず、電話や対面のときの会話でも
 意識的に相手の名前を言うと、相手の心に近づけるのと
 同じ効果があります。

 ただ、だからといって名前を連発するとくどくなるので
 ピンポイントで名前で呼びかけるようにしましょう。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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