今週は、実は思っていた意味と違う言葉についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < おっと勘違い(3)>
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「割愛」
今週は、本来の意味とは異なる意味で使っている言葉を
取り上げています。
「資料の後半部分については、説明を割愛します」
という一文。
「割愛」=不要な部分を削除する、省略する
という意味合と思い込んでいませんか?
「割愛」はもともと
仏教用語で、人や物事に対する愛着の気持ちを断ち切ることでした。
そこから
惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりする
という意味になった言葉です。
したがって
不必要だから切り捨てるとか、省略する
という意味で「割愛」を使うのは
間違った用法となります。
正しくは
「全文を掲載したかったのですが、文字数に制限があり
2、3割愛しました」
のように使います。
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