今週は、気をつけたい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 敬語レッスン >
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過剰な敬語
「この度は、メールマガジンポータルサイトで
貴詩メールマガジンを拝見致しまして、
当研究所の商材を是非アフィリエイトでご紹介頂けないかと思いまして、
誠に勝手ながらご連絡をさせて頂きました」
ある情報商材の売り込みメールにあった文例です。
上から2行目の
「貴詩メールマガジン」の「貴詩」は
私のミスタイプではなく、先方の間違いです
(正しくは「貴誌」「貴メールマガジン」)。
こうした売り込みメールや迷惑メールに共通する傾向が、
字の間違いが多い割に
言葉遣いが「これでもか」というほど丁寧すぎること。
「拝見致しまして」→「拝見し」
「ご連絡をさせて頂きました」→「ご連絡いたしました」
といった過剰な敬語使いに加え
「ご紹介頂けないか」「「ご連絡をさせて頂きました」と
一文に2回「頂く」が使われています。
「拝見致しまして」「と思いまして」と
「~まして」が続いているのも気になります。
このように敬語でゴテゴテと飾り立てるほど
悲しいかな、うさんくささが際立ってくるのです。
伝えるべきことは何かを絞り
書き換えてみましょう。
「この度、メールマガジンポータルサイトで貴誌を拝見し、
当研究所の商材をご紹介いただきたく、ご連絡いたしました」
4行の文が2行にまとまりました。
敬語でいたずらに飾りたてると
文が長くなるばかりで、伝えたい核心部分がぼやけていきます。
敬語は必要最低限に抑え
スッキリした文章を心がけたいですね。
今週は、文例を挙げつつ
適切な敬語表現を紹介していきます。
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