メールで人を不快にさせないために気をつけたいこと
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 節度あるメール(2)
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                          憶測で書かない

「多分こうではないですか」「なんとなくそう思います」。
はっきりした根拠がないのに、勝手に想像した情報をメールに書く。
これも危険です。

▼ 調べる、裏づけをとる、過去より今の情報を!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相手は正確な情報を求めているのに、自分の憶測で書いてしまうと
余計な「尾ひれ」をつけて相手の判断を鈍らせることに
なりかねません。

聞きかじっただけの情報や安易な思いつきをまき散らすのは、
受け取る側にとっては百害あって一利なし。

自分で調べたり、裏づけをとったりした
正確な情報提供に努めましょう。

「以前はこうだったから」と過去の経験や事例に固執するのも
考えものです。

状況は刻々と変わっています。
現在はどうなのか、現状はどうなのか、今一度確認する
マメさも必要です。

きちんとした理由や根拠に基づいて説明できるか、
メールを送信する前にまず自分自身で確認してみましょう。

<追記>2021.07.12
 災害時に拡散されるデマも、非常時に誰かの役に立つのでは?
 という善意から広がるケースがあります。
 拡散するのは簡単ですが、良かれと思ってシェアした情報が実は、
 必要としている人に情報を届ける邪魔をしていることも。
 事実確認をして、シェアする慎重さを心掛けましょう。

 また、何年も経っているのに過去の経験や記憶を基準にするのも
 危険です。
 時代も情報も刻々と変化しているのに、
 自分の頭の中だけが更新されてないということも。
 日々の変化に対応する柔軟性を持ちたいですね。

 
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メールで人を不快にさせないために気をつけたいこと
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 節度あるメール
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広めない

陰口やうわさ話。人から人へ伝わっていくうちに尾ひれがつき、とんでも
ないことに。

▼ やり過して加担しない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

話すだけではこと足りず、わざわざメールで広げる人がいます。

ですが、「ここだけの話」「あなただから教えるんだけど」のつもりでも、
誰に見られているか分からないのがメール。しかも、残ります。

陰口やうわさの類は書かないのが賢明。誤解やトラブルのもとです。そん
なくだらないことに心血注いでる人の姿ほど醜いものはありません。

陰口やうわさを好んで持ちかけてくる人は、いつかあなたのことも俎上に
載せ、他の人に吹聴して回ると思っていいでしょう。鵜呑みにせず加担し
ないことです。

人を不快にさせるチェーンメールなども、自分のところで止める勇気を持
ちたいものです。

<追記>

陰口やうわさ話は、他人の文句を無責任に言えるから楽しいし、
盛り上がるのです。

おしゃべりしているのと同じ勢い・感覚で、
メールに書いたり、匿名だからとSNSに書いたりしてしまうとき、
不足しているのが「書いたら、残る」という視点です。

相手にだけ送信したつもりのメールや、
SNSで誰に宛てるでもなくつぶやいた内容が、
悪意のある人によって拡散される可能性があることを
知っておくことが重要です。

個人が簡単に情報発信できるからこそ、不用意な発言はしない。
これは、自分の発言に責任を持つ、ということでもあります。

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