今週は、基本的なメールのマナーについての考察です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールのマナー(4)>
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質問の後に…
ミクシィなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、ひと
とき「読み逃げ」が話題になりました。SNS上の日記を読むだけでコメント
やメッセージを残さないことを「読み逃げ」と称すらしいのですが、質問
メールを送る際によくありがちなのが「聞き逃げ」。
自分が分からないことを人に聞くだけ聞いておいて、相手から返答がある
と満足してそれっきりというケースです。私はこちらのほうがよほど問題
ではないかと思っています。
この場合、質問した側は回答が得られて満足でも、回答した側は「その後
どうなっただろうか」とか「解決したのだろうか」と気に留めているもの
です。回答するのに労力と時間がかかっていれば、なおさらです。
質問への回答にお礼や報告をするのは、メールに限ったことではなく対面
や電話の場合でも必要なことではないでしょうか。
メーリングリスト(ML)で質問をした場合は、回答を得た後にどのような
結果になったかを報告すると歓迎されます。
回答へのお礼は当たり前で、それ以上に、投げかけた質問からどのような
成果や結果が生まれたかを報告することで、ML参加者が知識を共有できる
からです。
インターネットの双方向性は、このようにお互いに知識やノウハウ、情報
を共有し、次につなげるのにとても有効。「聞いたら返す」という気持ち
を忘れずにいたいですね。
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