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今週は、特定の語形で表現する敬語についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法             < 敬語の言い換え(4)
◆─────────────────────────────────◆
                   「くれる」「もらう」「あげる」

今週は、敬語の言い換えについてのおさらいです。
次の言葉を敬語に直してください。

7) 「くれる」の尊敬語
8)「もらう」の謙譲語
9)「あげる」の謙譲語

7) 「くれる」の尊敬語は「くださる」です。

(例)・○○様が祝電をくださいました。
・掲載誌をくださるそうです。

「くださる」のほかに「賜る」もありますが、主に書き言葉で使用します。

8)「もらう」の謙譲語は「頂く」「ちょうだいする」

(例)・申請書を頂きたいのですが。
・確かにちょうだいしました。

書き言葉では「拝受する」「賜る」も使います。

9)「あげる」の謙譲語は「さしあげる」

(例)・よろしければ、さしあげます。
・さしあげたいものがあるので、お立ち寄りください。

ほかに「進呈する」「献上する」などもあります。

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今週は、特定の語形で表現する敬語についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 敬語の言い換え(3)
◆─────────────────────────────────◆
「する」「いる」

今週は、敬語の言い換えについておさらいしています。
次の言葉を敬語に直してください。

5) 「する」の尊敬語、謙譲語
6)「いる」の尊敬語、謙譲語

5)「する」の尊敬語は「なさる」「される」
謙譲語は「いたす」です。

(尊敬語の例)
移動は新幹線になさいますか。
昨日、郵送されたそうです。

(謙譲語の例)
請求の件ですが、いかがいたしましょうか。
わたくしがご案内いたします。

6)「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」
謙譲語は「おります」です。

(尊敬語の例)
今日の午後は、事務所にいらっしゃいますか。
会社にいらっしゃればお持ちします。

(謙譲語の例)
14時までなら社内におります。
今日は事務所におりますので、お立ち寄りください。

「神垣あゆみメールマガジン」 VOL.528 あとがき より

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今週は、特定の語形で表現する敬語についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法              < 敬語の言い換え(2)
◆─────────────────────────────────◆
                       「知っている」「見る」

今週は、敬語の言い換えについておさらいしています。
次の言葉を敬語に直してください。

3) 「知っている」の尊敬語、謙譲語
4)「見る」の尊敬語、謙譲語

3)「知っている」の尊敬語は「ご存じ(です)」、
謙譲語は「存じております」「存じています」

(尊敬語の例)
よくご存じとは思いますが・・・

○○についてご存じでしたら、教えていただけますか。

(謙譲語の例)
お名前は存じていましたが、お会いするのは初めてです。

お客さまの連絡先を△△(社内の担当者)は存じておりますでしょうか。

ほかに「存じ上げる」という言い方もあります。
「知らない」に相当するのは「存じません」「存じておりません」です。

ちなみに「~と思う」の謙譲語も「~と存じます」です。
(例)メールで失礼とは存じますが、まずはお礼まで

ご理解いただければと存じます。

4)「見る」の尊敬語は「ご覧になる」、謙譲語「拝見する」です。

(尊敬語の例)
もうご覧になりましたか。

ご覧になりましたら、お知らせください。

(謙譲語の例)
昨日の新聞記事、拝見しました。

私が拝見した限り、間違いは見当たりませんでした。

「見せる」の謙譲語は「お見せする」のほかに
「お目にかける、ご覧にいれる」があります。

(例)特別にお目にかけます。

最新設備をご覧にいれましょう。

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今週は、特定の語形で表現する敬語についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法        < 敬語の言い換え
◆─────────────────────────────────◆
「言う」「聞く」

今週は、敬語の言い換えについておさらいしてみましょう。

「行く」の尊敬語は「いらっしゃる」、「訪ねる」の謙譲語は「伺う」
のように、敬語には特定の語形で表現するものがあります。

正しく言い換え書き換えができているか、確認を。
特に、新社会人になるかたは要チェックですよ!

今さらですが、基本的な表現から。次の言葉を敬語に直してください。

1)「言う」の尊敬語、謙譲語
2)「聞く」の尊敬語、謙譲語

1)「言う」の尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語「申す」です。

(尊敬語の例)
先方がおっしゃるには・・・
おっしゃることはごもっともです。

(謙譲語の例)
部長がご挨拶に伺いたいと申しております。
私が申し上げるまでもありませんが・・・

2)「聞く」の尊敬語は「お聞きになる」「お聞きくださる」など、
普通形ですが、謙譲語は「伺う」です。

(尊敬語の例)
○○の件はお聞きになりましたか。
最後までお聞きくださり、ありがとうございます。

(謙譲語の例)
部長のご意見を伺いたいのですが。
その件については先ほど伺いました。
※「聞く」の謙譲語には「拝聴する」もあります。

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【しごび】 の お す す め
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「神垣あゆみメールマガジン」 VOL.528 あとがき より

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(5)
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                   「ご一緒しませんか」の言い換え

読者からの質問というより、「あ、なるほど!」と目からうろこだった
例をひとつ。

「ご一緒しませんか」より「一緒にいらっしゃいませんか」が適切
という記事
に対して、読者のかたから次のコメントをいただきました。

<読者からのご意見>————————————————

相手が目上なら「お供させていただきます」。

相手が同輩、友人なら「ご一緒にいかが」。

それ以下なら「一緒に行きますか」でしょうね。

読者 K.Hさん
——————————————————————

私は「ご一緒」という言葉を使うことに気をとられていましたが、
なるほど、それに固執せず、ほかの書き方・言い方もあることに
K.Hさんのメールで気がつきました

目上の相手には「ご一緒します」より
「お供させていただきます」「お供いたします」
のほうがスマートです。

同僚や友人への声のかけ方も 「ご一緒にいかがですか」
部下へは
「一緒に行きますか」「一緒に行きましょう」 というフレーズが自然な印象です。

こうしたちょっとしたひと言を感じ良く表すには
理屈よりも日常生活でいかに使いこなすか、使い慣れているか
が大事な気がします。

品のある言葉遣い、さりげないひと言は
日々の鍛錬によって身につくものなのかもしれません

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 読者からの質問(4)
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                       「良い」と伝えるには

<読者からの質問>————————————————

例えば、取引の会社から、まず、報告書(案)等をメールでもらい、
それを確認後、その内容で良いので正式版を下さい というような場合、
「良い」にあたる言葉で適切な言葉が思い浮かびません。

「良いです ので」      (簡単すぎないか)
「よろしいかと思います ので」(なんか偉そうではないか)
「結構です ので」      (何でもけっこうですみたい)
「大丈夫です ので」     (なにが大丈夫か)
「問題ありません ので」   (否定的ないいかたか)
「申し分ありません ので」  (ほめすぎか)

適切な言い方があれば教えていただきたいのですが。
読者 T.Hさん
——————————————————————

T.Hさんが挙げられた文例の中では
「申し分ありません」が適切ではないでしょうか。

「この内容(案)で申し分ありませんので
正式な文書(書式・書類)をお送りいただけますか」

という書き方にするとおさまりがよいと思います。
「異存ありません」という表現もありますが、
状況によっては少し大げさな印象もあります。

私は「問題ありません」を使うことが多いです。例えば…

「いただいた内容(案)で問題ありません。
(つきましては)正式な文書をお送りいただけますか」

「確認いたしました。特に問題ありませんので
正式な文書をお送りいただけますか」

「結構です」は「~は結構です」だと「NO THANK YOU」の意味に、
「~で結構です」は「THANK YOU」や「YES」の意味に取れるので、
使うときは注意が必要です。

その他の表現として、懇意な相手には次のような一文にする
こともあります。

「ご対応いただき、ありがとうございます。 
 確認しましたので、この内容で正式な文書をお送りください」

「OKです。正式なものをお送りください」

「OKです」は便利な表現ですが、相手との距離感や間柄によっては
使えない場合もありますよね。

状況により、上記の文例を使い分けたり、アレンジして
お使いいただくとよいと思います。

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