今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールがなくなる日(5)>
◆─────────────────────────────────◆
                      で、結局、どうなの?

 今週の月曜日、当メールマガジンの「VOL.1603」

  あなたは、「メールがなくなる日」がくると思いますか?

 と問いかけたところ、何人かの読者のかたから反応ありました。

 「メールが鬱陶しいのは、スパムの多さでしょうね。
  それさえ解消されるようなメーラーがあれば、
  これから先もメールは有効な通信手段だと思います。
  これも、クラウド化などで、なんとも言えないですが!」

 「フェイスブックがあろうがなかろうが
  メールは自動車と同じくらい世の中に残るに決まってる」

 「フェイスブックがいろんな意味で『インフラ』になったら
  『メールがなくなる』というのもありえない話ではないですよねー」

 それぞれの立場や環境、視点によって
 さまざまな意見があると思います。

 ▼ 「電子書籍騒動」で思ったこと
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 インターネットが普及して
 メールはビジネスにも生活にも必要不可欠なツールになりました。

 ですが、今でも通信手段としてFAXを使い、電話を使い、
 遠方でも実際に会いに行くということもあります。

 去年は
 「電子書籍が普及すれば、紙の本がなくなる!?」
 と出版界などでは大騒ぎだったわけですが

 あの騒動の後、思ったことは
 電子書籍「ばかり」になって
 「紙の本」がこの世から消えてなくなることはない
 ということでした。

 「AかBか」ということではなく「AもBも」ということで
 市場に占める割合や
 今までとは出版や流通の形態は変わっていくだろうけれど
 紙の本が消滅することはない
 と考えています。

 ▼ 相手や内容によって「メール」以外もありになる
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 だとしたら、
 メールもしかり。
 
 現時点で、仕事をフェイスブックの「メッセージ」でやりとりすることは
 可能であっても、正直、まだ不十分な点もあり(VOL.1605 参照)
 「それだけ」で済ますことは難しいと感じています。

 通常のメールを使うウェイトが
 フェイスブックの活用・普及で
 変わることはあっても
 メールそのものが消えてなくなることはない
 と私自身は考えています。

 ただ、使い方は変わってくることでしょう。

 伝えたい相手や内容によって
 必ずしも「メール」だけではなく
 フェイスブックの「メッセージ」を使うケースが
 増えると実感しています。

 どんなツールが登場しても、人、時、場合によって
 「使い分け」できれば、それでよし
 と思ってきましたが

 若い世代ほど「使い分け」の必要や、
 境界を感じなくなってきているとしたら
 そちらの方が問題なのかも…と感じています。

 「使い分け」ができないというのは
 電車でメイクするのが平気
 という感覚と同じだと思うからです。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

 明日、11月12日(土)はこの番組に注目!

 ★「USTlim」★

 今回は、広島のバンド「veryroll」のライブ&トークショーを公開配信
 配信は21時から!
 公開配信なので、五日市「コイン通り」の会場に行ってもいいかも!?

 主宰者の山下ミカさん
 今、注目の広島パーソンですよ♪

記事全文を読む

今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールがなくなる日(4)
◆─────────────────────────────────◆
                     ツールとしての使い分け感

 通常のメールもフェイスブック「メッセージ」も、
 相手にダイレクトに届くという点では同じですが、

 オフィシャルな場面でも使われることの多い通常のメールに対して、
 雑談感覚でやりとりができ、より“人に近い”のが
 フェイスブック「メッセージ」や携帯メールではないでしょうか。

 昨日、以前セミナーを受講したことのある講師の女性から、
 イベントの案内のメッセージがフェイスブックから直接届きました。

 相手は年上の私に配慮し、まるで手紙をしたためるような
 丁寧な言葉遣いのメッセージを送ってくれているのですが、

 気軽なやりとり用のツールだと思っているフェイスブックから、
 そのようなかしこまったメッセージを受け取ると、
 どう返していいものかと戸惑ってしまいました。

 フェイスブックには、その時々に思ったこと、感じたことを書き込める
 「ウォール」という機能があります。

 「ウォール」には“誰かに読んでもらう”ことを前提に
 好きなことを自由に書き、
 それを読んだ人が「いいね」ボタンを押して共感や同意の意志を伝えます。

 彼女のウォールを日ごろから目にし、素のままのカジュアルな書き込みを
 読み慣れていると、

 同じ彼女から、直接送られてきた、かしこまった「メッセージ」の文面に
 余計にギャップを感じ、「そんなに気を使わなくてもいいのに…」と
 恐縮する気持ちが強かったです。

 ▼ 使い分ける感覚すら消えつつある!?
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彼女のセミナーでは
 「ツイッターはコンパ、フェイスブックはお見合い」感覚で使うツールと
 例えられていて、なるほどなと思いました。

 素性を明らかにしてからやりとりが「始まるフェイスブックは、
 まさに「お見合い」のような過程を経て始まるツール。

 ですが、パーソナルなやりとり向けのツールであることに変わりなく、
 ましてやお互い一度、面識があるのだから、
 もっと気楽にコンタクト取ってくれればいいのに、
 と思ってしまった一件でした。

 目上の相手にフェイスブック「メッセ―ジ」を送ることに
 未だに抵抗感のある私に対し、

 10歳以上若い彼女からしてみれば、
 通常のメールであろうとフェイスブックやツイッターであろうと、
 思いを伝えるツールとしては同じ。

 言葉を使い分けることはあっても
 それを運ぶツールをTPOに応じて使い分ける感覚は
 若い世代ほど、なくなってきているのかもしれません。

記事全文を読む

今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールがなくなる日(3)
◆─────────────────────────────────◆
                      フェイスブックの難点

 昨日は、フェイスブックの「メッセージ」の良いところを挙げましたが
 今日は、不便な点を挙げてみましょう。

 1)書きづらい

 フェイスブックの「メッセージ」は、文字を入力して、改行するたびに
 カーソルが文頭にきませんか?

 短文の時はいいのですが、長文を打ちこむ時は煩わしくてイライラします
 (私だけでしょうか?)。
 仕方ないので、長文になりそうな時はテキストエディタに打ち込んでから、
 コピー&ペーストしています。

 2)送信ミスをしやすい

 1)同様に、改行したと同時に、不意に相手にメッセージが届いたり、
 タイプミスしたままの文が送られてしまったり…ということが
 少なからずあります。

 うっかり送ったミスタイプのメッセージが相手に誤解され、
 気まずい思いをしたことがあるので、
 通常のメールよりも入力に気を使います。

 3)やりとりがエンドレスになりやすい

 タイミングが合えば、相手とリアルタイムで交信でき、
 マンガの吹き出しのようにやりとりの経過が残っていくので、
 電話やチャット感覚で対応してしまう分、いざ、終わろうとしたときに
 切り出しにくい感じがします。

 「では」「それでは」「また」といった、切り上げるフレーズが出てきた
 ところで、終わりにしてよいと思います。

 実際にフェイスブックの「メッセージ」でやりとりしてみて感じるのは、
 短文向けのツールということです。

 重要な内容、長文で込み入った内容をやりとりするには、
 操作を含め、通常のメール以上に気を使うことが多く、ストレスを感じます。

 すでに、目にしたかたも多いと思いますが、下記の記事にあるような
 思わぬ“落とし穴”もあるので、注意が必要です。

 ▼「全ユーザー要確認!Facebookメッセージのとんでもない落とし穴!!」
 
 私自身も、「その他」のメッセージに気づかず、
 相手への返信が遅れてしまった経験があります。

記事全文を読む

今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法     < メールがなくなる日(2)
◆─────────────────────────────────◆
                      フェイスブックの利点

 フェイスブックの「メッセージ」の良いところを挙げてみましょう。

 1)迷惑メールがない

 「お友達」として承認しあった相手との「メッセージ」のやりとりに、
 通常のメールのような誰のものとも分からない迷惑メールがくることは
 ありません。それだけでも随分すっきりと、煩わしさのないやりとりが
 できます。

 もっとも、迷惑な相手からの「メッセージ」は迷惑以外の何ものでも
 ありませんが…。

 2)反応が早い

 フェイスブックの場合は、相手がオンラインかどうかがひと目で分かるので、
 「あ! 今、相手と交信可能な状態だ!」と分かれば、
 すぐに「メッセージ」を送ってやりとりを進めることができます。

 3)無駄がない

 メールでは、手紙文で使う頭語や時候のあいさつが不用でしたが、
 フェイスブックの「メッセージ」では、さらに「山田様」という宛名、
 「お世話になっております」という、メールで使われる書き出しの
 あいさつなども飛ばして、ダイレクトに用件に入っていけます。

 双方のメッセージがマンガの吹き出しのように「見える化」されている
 点も、やりとりがしやすい仕組みと感じます

 フェイスブックの場合、こうしたパーソナルなやりとりだけでなく、
 人の発言にコメントを入れて、ひとつの話題を他者と共有し合うことも
 できます。

 メールでは、メーリングリスト(ML)で行われていたやりとりが、
 フェイスブックではもっとオープンに、やり取りの自由度が高まった
 という感じでしょうか。

 カジュアルで気楽なコミュニケーションに向くのがフェイスブック
 なのでしょう。私自身も、そう実感します。

 ただ、上記に挙げた良いことばかりではありません。
 明日は、フェイスブックを使って感じた不便な点を挙げてみたいと思います。

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

 広島限定情報ばかりですが・・・

 まずは、どんなものなのか、知るためにも
 無料セミナーへご参加を!

 ——————————————————
  【ウェブ解析士認定講座in広島】無料セミナー・初級講座
 ——————————————————

 ウェブマーケティングは、
 多くの企業で必要とされているにも関わらず、
 体系的に知識を得るための場が少ない分野です。

 「ウェブ解析士認定講座」は、そのギャップを埋めるための講座です。
 ご自身のマーケティングにも役立ち、
 クライアントへの付加価値提案にも活用ができ、
 ウェブマーケティングという、強い興味を惹くことのできる
 コンテンツを武器に見込み客の関心を惹きつけることができます。

 当日は、具体例を少し取り入れながらウェブ解析について、
 説明があります。

 ▼詳細、お申し込みは、こちら

 問い合わせ:広島ウエブ解析士認定講座運営事務局
       (担当:岡山)090-9657-1079

記事全文を読む

今週は、昨今のメールを取り巻く環境の変化について語ります。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < メールがなくなる日
◆─────────────────────────────────◆
                     フェイスブックで事足りる?

 先日、参加したフェイスブック活用セミナーで
 「これからはメールがなくなるかもしれませんよ」
 という講師の発言にドキリとしました。

 確かに、最近フェイスブックを頻繁に使うようになってから
 懇意な相手とは、
 フェイスブックの「メッセージ」で
 やりとりすることが増えてきました。

 中には、本来、私的なやりとりがはばかられるような
 地位のあるかたとも、ひょんなことから
 フェイスブックの「メッセージ」で連絡を取り合っている
 自分がいます。

 考えてみると、恐れ多いことでもあり、
 改めて、個人アドレスにメールを送信したのですが
 結局、ご本人からフェイスブックの「メッセージ」で返信があり、
 そのままフェイスブックでのやりとりが続いています。

 フェイスブックは、人と交流するための
 あくまで補助的なツールと捉えていたのですが
 場合によっては、通常のメールよりも
 ダイレクト&スピーディーに対応できることもあり
 おろそかにできない、と実感しています。

 「メールがなくなる日」が来るのも
 決して非現実な話ではないかもしれません。でも…

 今週は、フェイスブックやツイッターなど
 ソーシャルメディアの登場で
 メールを取り巻く環境がどのように変わっていくのか
 について考えていきたいと思います。

 あなたは、
 「メールがなくなる日」
 が近い将来、くると思いますか?

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

 またもや広島限定情報ですが・・・

 謎のオトコ・矢追純七(やおいじゅんしち)の
 『広島名店100選』シリーズがまた、新たな店を紹介している!

 これだ!

 わたくし神垣、
 またしても友情出演。

 家族には「もうええ。出るのはやめろ」と大不評だが、
 おいしいお好み焼きのためなら、
 何を言われようとへっちゃらさ。

 ここは、ホルモンが絶品!
 ホルモン入りお好み焼き「楓スペシャル」1650円
 がおすすめだっ。

記事全文を読む

今週は、メールを転送する時の留意点についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法       < 転送上手になる(4)
◆─────────────────────────────────◆
勝手に変えない

今週は、メール転送時に気に留めておきたいポイントをとりあげてきました。

初歩的なことですが
転送メールの内容を勝手に変えないことも
重要なポイントです。

長文のメールで、相手に必要な部分のみを転送することはあっても
内容そのものに手を加えて送るのは、改ざんとなり
後々、トラブルになりかねません。

変えようと思えば簡単にできてしまう行為だからこそ
転送する側のモラルが問われると言ってもいいでしょう。

転送したことを相手にも伝えるために
転送時に、そのメールの元の送信者へもCCで同報することも
場合によっては必要かもしれません。

相手の知らないうちに
誤った形で情報が流布しないように
転送する側も情報の取り扱いに注意を払うことが大切です。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む