今週は、コミュニケーション手段としてのメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 伝達手段としてのメール(3)>
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                      伝達ツールの使い分け

 メール以外にも
 さまざまな伝達手段があり便利になる一方で
 危険だな、と思うこともあります。

 例えば
 伝達ツールが増えたことにより
 混乱して使い分けができていないケース。

 携帯メールも
 パソコンのメールも
 Facebookも
 電話も
 ひと通り使ってはいるけれど

 あれこれちょこまか使っているうちに
 「メインとサブ」
 「優先ずべき順番」
 が使っている本人にも分からなくなってしまい
 キャッチした情報の見落としやモレが生じているのです。


 大事な仕事の用件を
 パソコンメールに送った相手が
 
 Facebookや携帯メールのやりとりは
 即時にチェックして返信があるのに
 肝心なパソコンメールを見落としていて

 電話で確認しても
 話が通じなかった……
 ということが実際にありました。


 便利だからと
 伝達手段を増やした結果

 当の本人がツールに振り回され
 使いこなせていないのは、本末転倒。
 時間と労力の無駄づかいにしかなりません。

 人に勧められるまま
 あれもこれもと手を出した結果
 結局、活用方法が分からず
 混乱。

 使い方をまた人に聞いて、手を煩わせる……
 という悪循環に陥っているケースも。

 試してみることは大事ですが
 「自分に合う・合わない」
 「伝達手段として、どんなときに使うのが適切か」
 の判断は自分でしなければ、
 使いこなすことはできないと思います。



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 【しごび】 の お す す め
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 「まぐまぐニュース」に取り上げられました。

 うっかり間違えやすい敬語の実例と
 使い方のコツについての記事です。

 ▼「お伺いいたします」は間違った使い方。今さら聞けない敬語や謙譲語
 

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今週は、コミュニケーション手段としてのメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 伝達手段としてのメール(2)>
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                   長文のメッセージが苦手なワケ


 LINE、Facebookなどの SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、
 チャットやメッセンジャーソフトなど
 便利なコミュニケーションツールが次々に
 登場していることを前回書きました。

 私自身もプライベートでは
 活用していますが
 仕事ではメールや電話がメインです。

 相手が待ち合わせの時間に
 到着しないようなときに
 「約束は今日の13時に○○でしたよね?」と
 確認のメッセージを送ったり

 イベントの概要や取材の質問事項を
 事前に相手に送る際
 メールアドレスではなく
 Facebookのメッセージを指定されたりする
 こともありますが、

 頻度としては少ないです。

 自分自身が
 チャットやメッセンジャーソフトによるやりとりを
 “サブの伝達手段”として捉えているせいか

 込み入った用件や長文の内容を
 メッセンジャーで送ってくる相手には
 抵抗があります。

 伝達手段が
 スマートフォンしかないというのなら
 仕方がないと思うのですが

 スマホもパソコンも持っていて
 パソコンのメールアドレスもあるのに
 スマホで送る方が楽だからとか
 手っ取り早いからとか
 という理由で

 込み入った長文の内容や
 仕事の依頼を
 送信してくる相手には
 正直、困惑することも……。

 そうした長文のメッセに限って
 会話と同じ調子でだらだらと書かれ
 要点が分かりにくいのです。

 あるいは、
 急ぐあまり
 誤字脱字があったり
 大事な用件の見落としがあったりして
 不確実。再度、確認し直す必要があり、却って手間をとられます。
 
 大量の文字をスマホに入力する手間と時間を考えれば
 電話をしていいかどうかをメッセンジャーで確認して
 電話で用件を伝える方が
 話が早いし、はるかに効率がよいと思うのですが……。

 私なら、込み入った内容は

 ・電話で先に概要を伝えて、
  ポイントや関連資料を後でメール送信してフォローする

 ・メールでラフ案や概要を先に伝え
  後でそのメールをもとに電話で補足説明する

 という方法で伝えるけどなぁ
 と思ってしまうのです。

 メールにこだわる私が古いのでしょうか。


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 【しごび】 の お す す め
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 今回は
 いつにも増して分かりやすく
 コミュニケーションの基本中の基本が
 書かれています。必読です!


 第188号 専門用語
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  【 営業マン河村操はコミュニケーションする 】
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今週は、コミュニケーション手段としてのメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < 伝達手段としてのメール >
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                   メールより便利な伝達手段!?


 LINE、Facebook、Twitterなどに代表される
 SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を
 利用している人も多いと思います。

 SNSに関連して
 チャットやメッセンジャーソフトも
 便利です。

 私自身も家族や親しい間柄の友人とは
 メッセージでやり取りをします。

 パソコンとパソコン、パソコンとスマートフォンなどをつないで
 即時に会話できるので

 急ぎの連絡や
 即行でやりとりできるほか

 複数の人に同時に発信したり
 情報を共有するのにも
 とても便利。

 最近は、スマホのみで
 家にパソコンを持たないという人もいるので
 画像や詳細な内容をまとめたデータを
 メッセージに貼り付けてやりとりする
 というケースも少なからずあります。

 電話やメールに代わる
 伝達手段として
 チャットやメッセンジャーソフトは
 ビジネスに活用されてもいるようで

 自宅はもちろん
 移動中の新幹線の車内、
 通りすがりの公園でも
 スマホのビデオチャットツールを使って
 いつでもどこでも会議をする
 という強者もいるほど。

 メールに代わる
 コミュニケーションツールは
 これからも次々に出てくることでしょう。

 新しい伝達ツールの便利さは
 私自身も恩恵に与り、活用もしていますが
 ふと疑問に思うことも
 幾つかります。

 その疑問とは?

 続きは明日、改めて
 書くことにします。

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今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(5)
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                    自分の行為が相手に及ぶとき

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げてきました。

 自分の動作・行為が相手に及ぶ場合にも
 接頭語「お」「ご」を付けます

 例えば
 客先や目上の相手に「電話をする」場合
 ⇒ お電話いたします
    ̄ ̄ ̄
 「連絡する」場合は
 ⇒ ご連絡いたします
    ̄ ̄ ̄
 のように使います。

 「電話をする」も「連絡する」も
 自分の行為ですが、

 その行為が向かう先の相手を高めるために
 接頭語「お」「ご」を用います

 「お~します」「ご~します」
 「お~いたします」「ご~いたします」
 「お~申しあげます」「ご~申しあげます」のように
 後に続く言葉とセットで謙譲の意を表します。

 例)
  お客様をお連れします
       ̄ ̄ ̄
  厚くお礼申しあげます
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  ご報告申しあげます
   ̄ ̄ ̄
  とり急ぎご返信申しあげますいたします)。
       ̄ ̄ ̄
  ご説明させていただいてよろしいですか。
   ̄ ̄ ̄
  ごあいさつが遅れまして
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  などがあります。

 では、相手に対する敬意を表すために
 接頭語「お」「ご」使うと述べました。

 このように
 相手のものや行為に敬意を表すために
 尊敬の意を込めて「お」「ご」を使う場合と

 自分の動作・行為が向かう相手に敬意を表す
 場合に使う謙譲の意の「お」「ご」

 があることを覚えておきましょう。

 

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今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法           < 「お」と「ご」(4)>
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                             美化語


 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げています。

 丁寧語に含まれるものとして
 「美化語」があります。

  お正月の飾り
  お茶の準備
  お金の心配
  たくさんのご祝儀

 など、相手に対する敬意よりも
 「お」「ご」の接頭語を付けることで
 表現を和らげ、上品に(美化)するのが
 「美化語」です。

 ▼「お」が付いて一語となっている言葉
 おかず
 おやつ
 お陰
 おざなり  など

 ▼言い換えてできた言葉
 めし  → ご飯
 握り飯 → おにぎり
 腹   → おなか  など

 特に「お」は
 女性や子どもが使う言葉に
 付け過ぎる傾向があるので注意が必要。

 定着した感のある「お受験」も
 その類と言えます。

 個人的に気になるのは
 「お客」という言葉。

 相手に対する敬意を伝えるのであれば「お客様」
 単語として使うのなら「客」で
 「お客」というのはなんとも中途半端な
 表現という気がしてなりません。

 「お客様からの注文」と
 「お客からの注文」では
 同じ「お」を付けていても
 印象は異なります。

 「客」に「お」を付けて
 美化語とするには
 少し無理があるように感じます。



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今週は、丁寧語の接頭語である「お」「ご」の使い方について。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 「お」と「ご」(3)
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                      「あなたの」という意味

 今週は、
 丁寧語の接頭語「お」「ご」の使い方について
 取り上げています。

 接頭語「お」「ご」には
 「あなたの」という意味もあります

 例えば

  お名刺を2枚お渡しください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの名刺を2枚お渡しください。

  お荷物は受付にお預けください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの荷物は受付にお預けください。

  ご著書を拝読しました。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの著書を拝読しました。

  ご意見をお聞かせください。
   ̄ ̄ ̄ ↑
  あなたの意見をお聞かせください。

 と言った具合です。

 相手のものや行為に
 「あなたの~」を用いる代わりに
 接頭語の「お」「ご」を付け

 丁寧に言い表したり、書き表したりすることで
 相手への敬意を伝える働きがあります。

 

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